(三重県伊勢市) 更新:2010年5月(6)
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清盛楠(外宮)
伊勢神宮の外宮・豊受大神宮の表参道第一鳥居右手に清盛楠はあります。幹周/9m、樹高/10m。
清盛楠(外宮)
1959年(昭和34年)の伊勢湾台風の被害で2本の株に分かれてしまいました。
清盛楠(外宮)
平安時代末期の武将・平清盛が勅使として外宮に参向したとき、この木の枝が冠に触れたため怒って西側の枝を切らせたという伝承によってこの名で呼ばれています。
外宮のスギ 外宮のスギ
風宮付近の神宮杉。 忌火屋殿付近の神宮杉。
外宮 三ツ石 外宮 正殿
パワースポットとして有名になった三ツ石。 外宮の御正殿。周囲にはスギの巨木が。
名称 : 清盛楠
伊勢神宮外宮の所在地 : 三重県伊勢市豊川町 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2010/5/1 伊勢神宮外宮マップ
指定 : なし
アクセス : 近鉄・山田線、JR参宮線「伊勢市駅」から約500m、徒歩10分。 【車】伊勢道・伊勢西ICから県道32号を北に1.8km。駐車場あり。
伊勢神宮(正しくは神宮)の外宮(げくう)の参道に清盛楠(きよもりくす)とよばれる古木があります。神宮司庁が案内書として配布している「神域案内図」にものっている名木です。
 伊勢市駅から外宮表参道に入り、火除橋(ひよけばし)を渡ると右手に「清盛楠」が見えます。樹齢900年以上とされていますが、平清盛が参拝したときにはすでに大樹であったことから考えれば樹齢は千年を超すかも。今は台風などで二幹に分かれてしまっています。
 外宮は豊受大神宮(とようけだいじんぐう)といい天照大神の食事を司る神である豊受大神を祀っています。衣食住をはじめあらゆる産業の守り神です。正宮と御池の間に三つの石が注連縄に囲まれている場所があります。ここは昔の祓所で、今も20年ごとに行われる式年遷宮の川原大祓はこの場所で行われています。最近はパワースポットとして注目されています。
 外宮には清盛楠以外にもスギやクスノキの巨木が多くあり、このような巨樹の森の中に入ることで伊勢神宮はなお一層その神聖さを増しています。伊勢市駅から外宮に来るまでの途中、別宮の月夜見宮(つきよみのみや)には、「月夜見宮の楠」がありますのでお立ち寄りを。
(HP管理者)

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No.349