(三重県伊勢市) | ●更新:2010年5月(7) |
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●環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/9. 00m、樹高/12m。樹齢は説明板によると2000年とも。 | |
●神社の参道から写した大クス。 | |
●左が大クス、参道奥に見えるのが拝殿です。 | |
●空洞が大きな口を開けています。この右側には「民話の駅・蘇民」があります。 | |
●樹下の説明板。読めなくなった部分があります。 | |
●左側が拝殿、右が絵馬殿です。 |
● | 名称 : 松下社の大クス | |
● | 所在地 : 三重県伊勢市二見町松下1346 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2010/5/1 | |
● | 指定 : 三恵県指定天然記念物 (S12年11月10日指定) | |
● | アクセス : JR参宮線・松下駅から北東に500m、徒歩約15分。 【車】国道42号線で伊勢方面から夫婦岩から、民話の駅・蘇民を目標に。 | |
● | 松下社は国道42号線沿いにあり、素盞鳴尊(すさのおのみこと)、菅原道真、他1座を祀ります。松下地区の氏神で、加木牛頭天王社・御船社・蘇民の森ともいわれていますが、創設の年代は不明です。 大クスは本殿への参道左手にあります。主幹には空洞が多くありますが、それでも葉をいっぱいに繁らせています。天然記念物の石碑がある西側は「民話の駅・蘇民」の駐車場になっており、ここのHPには蘇民将来(そみんしょうらい)について詳しい民話が掲載されています。 蘇民将来の物語は「備後風土記」にあり、素戔嗚尊(牛頭天王)が貧乏だった蘇民の家に泊まったとされ、そのことがきっかけで裕福になったという物語です。厄除け祈願の「茅の輪神事」の由来譚として古くから各地で伝えられています。 伊勢地方では正月の注連(しめ)飾りが一年中玄関に飾られており、その注連縄には「蘇民将来子孫家門」と書かれたお札が付けられています。これは悪いことがおこらないようにするおまじないなのです。とにかく伊勢は古い歴史がいっぱいの神話の国なのです。 (HP管理者) |
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No.350 | ||