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名称 : 川俣神社の大杉 |
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所在地 : 三重県亀山市加太板屋5465 |
○地図リンク提供:マピオン |
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撮影日 : 2015/9/11 |
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指定 : 亀山市指定天然記念物 (H16年12月20日社叢として指定) |
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アクセス : JR関西本線・加太(かぶと)駅から市福祉バス「中在家車庫」行きで「板屋」下車、西に約100m。 【車】名阪国道・板屋ICから国道25号に出て西に約300m。 |
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JR加太(かぶと)駅からのバス便は土日祝日はお休みですので注意を。郊外では車がないと本当に不便になってしまいました。車ですと、名阪国道を板屋ICで降りてすぐです。社叢全体が市天然記念物に指定されており、大杉が社叢の主役ですが、春には拝殿前のシダレザクラが主役になるのでしょう。
サカキやイヌガシといった低木の巨木もあります。イヌガシは、カシに似ているがカシではないのでイヌガシと名付けられたもので、クスノキ科シロダモ属の樹木です。イヌガシの幹周3m以上の巨樹は環境省巨樹巨木林DBには現在記録されていません。
川俣神社の祭神は大比古命(おおひこのみこと)です。第10代崇神天皇の時代、大和国は平和となったので、国外に四道将軍を派遣して服従しないものを平定することになり、北陸道に派遣されたのが大比古命です。
境内の標柱によれば、
「もとは加太中在家嶋ノ川原の加太川とアマノタ川が合流点付近に位置し、寛文八年(1668)に、川俣城の跡地である現在地に鎮座したものと伝えられている。川俣城は、南北朝時代にこの地を領していた鹿伏兎(かぶと)氏が築いた御霊ヶ丘(ごりょうがおか)陣屋を応永二十一年(1414)伊勢国司北畠満雅(きたばたけみつまさ)が『川俣城』と名付けたとされ、社殿裏にわずかに土塁が残っている。」
との由緒書きがありました。
(HP管理者) |
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