(三重県津市) | ●更新:2015年10月(3) |
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●「三重の巨樹・古木」のサイトによれば、幹周(地上50cm)/3. 32m、樹高/10. 5m、樹齢/推定500年。 | |
●少ないのですが葉の表面に虫エイがありました。 | |
●イスノキの右側の屋根の下に、真盛上人の五輪塔と石碑、叔母の盛善比丘尼(せいぜんびくに)の石碑があります。 | |
●灰白色の樹肌が特徴のイスノキです。 | |
● | 名称 : 成福寺のイスノキ | |
● | 所在地 : 三重県津市一志町大仰1022 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2015/9/11 | |
● | 指定 : 指定なし | |
● | アクセス : 近鉄大阪線・伊勢石橋駅から南に1.2km、徒歩約15分。 【車】伊勢道・久居ICから県道15号を南西に約8km。雲出川にかかる大仰橋を渡り、右折すると100mほど。手前に駐車スペースあり。 | |
● | 「大仰」と書いて「おおのき」と読みます。成福寺は天台真盛(しんせい)宗の寺院で、明治以前はお寺の前を初瀬街道が通っていました。現在の初瀬街道は県道15号から雲出川にかかる大仰橋を渡り左折しています。 天台真盛宗の開祖真盛上人はここ大仰の出身で近くには誕生寺がありますが、その生涯については三重県の情報サイト「歴史の情報蔵」に詳しく掲載されています。巨樹を訪問していると地方の歴史にも触れることになり、勉強になりますね。 さて「イスノキ」ですが、このサイトでは初登場。マンサク科、イスノキ属の常緑高木で日本では伊豆半島から南西諸島にまで分布する木ですが、余り大きくならない木です。葉にアブラムシ類による虫エイ(むしこぶ)がつくので判別できるそうで、画像を拡大してよく見ると確かに葉に虫コブがありました。 成福寺のイスノキは根元が半分石垣に埋まったようになっており、地上1m付近より5株立ちですが、多くの枝で枯れが目立ちます。そのせいか虫こぶは少ないようです。地元では「ヒョンノキ・ヒョウノキ」と呼ぶそうです。 (HP管理者) |
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No.1076 | ||