(三重県御浜町) 更新:2016年1月(13)
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引作の大クス
現地説明板によれば、幹周/15.7m、樹高/31.4m、推定樹齢/1500年。
引作の大クス
前に駐車スペースもあり、安心して撮影に臨めます。左に見えるのはハマセンダンの巨木です。
引作の大クス
石垣上の神社境内から移した大クスで、根元には空洞があります。
引作の大クス
このクスノキも、植物学者であり民俗学者でもあった南方熊楠により伐採を免れた1本です。
引作の大クス
根元から3mの高さで幹が5本に分岐していましたが、2007年9月29日に1本が折れました。
引作の大クス
左手には引作神社の燈籠が見えているように、この大クスは引作神社のご神木でもあります。
引作の大クス
引作の大楠 説明板 説明板
名称 : 引作の大クス
所在地 : 三重県南牟婁郡御浜町引作507 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2015/10/19 引作の大楠マップ
指定 : 三重県指定天然記念物 (S11年1月22日指定)
      新日本名木100選
アクセス : JR紀勢本線・阿田和駅下車、紀宝町コミュニティバスで「引作の大楠口」下車し、徒歩約20分。 【車】国道42号線阿田和交差点を西に折れ、県道62号を2.3kmで左折、700mでさらに左折しオレンジロード(県道141号)に出ます。400m行くと「引作の大クス」の案内板があり、右折すると約500mで着きます。大楠前に駐車スペースがあります。
この大楠も南方熊楠にその命を助けられた1本です。明治44年(1911年)のこと、悪名高き神社合祀令により、付近にあった7本の杉の大樹とともに伐採されることになったのですが、このことを知った南方熊楠は、民俗学の第一人者で当時内務官僚でもあった柳田国男先生に至急便の手紙を出し、伐採の中止を働きかけるよう要請し、この大楠だけが伐採を免れました。
 以後この大楠は旧町名の阿田和から「阿田和の大クス」の名で親しまれていましたが、1991年(平成3年)に「引作の大クス」と改称されています。県の天然記念物であり、また「新日本名木100選」にも選ばれており、三重県最大の巨樹として今もその雄姿を見せてくれています。
 御浜町引作地区の奥に鎮座する小さな引作神社の石垣上に生育している引作の大楠ですが、2007年9月29日に5本ある主枝の1本が腐朽により折れてしまいました。現在でも道路の裏側(東側)に回りこむと、折れた箇所に金属製のカバーがしてあります。神社の小さな境内に立つと根元部の空洞がよく分かり、この大きな樹冠を支えていることに多少不安がよぎります。
 折れた大枝は平成21年12月、「双方交流のきっかけとなるように」と御浜町より田辺市に寄贈され、受贈後、南方熊楠顕彰会が利活用方法を検討し、研磨等の作業を進めていましたが田辺市にある南方熊楠顕彰館内のテーブルなどに加工されました。
(HP管理者)

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三重県  クスノキ   新日本名木100選
     
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