(三重県多気町) | ●更新:2014年7月(18) |
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●観光三重のウエブサイトによれば、幹周/4. 85m、樹高/17m。前の道路は伊勢本街道。 | |
●この道路をバスが通っています。木の枝がバスの屋根にガリガリと音を立てて触れていました。 | |
●ムクノキの右側には石灯籠(寛政4年・1792年銘)があり、左側には西行法師の歌碑があります。 | |
●西行法師の歌碑と説明板 |
● | 名称 : 千鳥ヶ瀬のムクノキ (伐採) | |
● | 所在地 : 三重県多気郡多気町相可50 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2014/5/2 | |
● | 指定 : 指定なし | |
● | アクセス : | |
● | 相可(あいか)の市街地から伊勢本街道を西に行くと相可高校があり、その西側にある千鳥橋の袂に「千鳥ヶ瀬のムクノキ」があります。ムクノキの樹下には塞の神が祀られており、その傍らに西行法師の歌碑が建っています。歌碑は明治45年に建てられたもので、漢詩人・矢土錦山(やづち
きんざん)により万葉仮名で書かれています。 「疲れぬる我を友呼ぶ千鳥ヶ瀬 越えて相可に旅寝こそすれ」 平安時代末期の歌人・西行法師が伊勢参りの折り、この付近で千鳥のさえずりを聞き詠んだと伝えられています。西行法師といえば平安末期の歌人で、新古今和歌集には最多の94首が入選しているように当時の大歌人でした。明治の末になり、相可の人たちはこの場所を歌にちなみ「千鳥ヶ瀬」と名付けました。 ムクノキは道路(伊勢本街道)に大きく枝を伸ばしており、乗用車は問題ないもののバスは天井に枝がすれる程です。天然記念物の指定はないのですが、由緒あるムクノキですので大切にして欲しいものです。すぐ近くには「西村廣休宅跡のフウ樹」があります。 (HP管理者) |
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● | (追記)残念ながら交通の妨げになるからか伐採されてしまいました。グーグルマップのストリートビューで見ると残った幹には中に大きな空洞があります。 (2020/11/15) |
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(佐那神社の夫婦杉) | (西村廣休宅跡のフウ樹) | |
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No.826 | ||