(愛知県新城市) 更新:2019年11月(6)
(せんぞ) 巨樹と花のページ・トップ  都道府県別リスト  樹種別リスト

先祖がえりのヒヨクヒバ
環境省巨樹巨木林DBには登録がありません。 幹周実測値/4. 97m、樹高/25m(目測)。
先祖がえりのヒヨクヒバ
根元の腐朽などない非常に健康そうなヒヨクヒバの巨樹です。
先祖がえりのヒヨクヒバ
樹高も結構あり、サワラの名木と入ってもいいのでは。
先祖がえりのヒヨクヒバ
「先祖がえりのヒヨクヒバ」の標識があります。
先祖がえりのヒヨクヒバ
ヒヨクヒバの枝と葉。枝や葉の先が垂れ下がることから別名イトヒバとも呼ばれます。
先祖がえりのヒヨクヒバ
先祖がえりのヒヨクヒバ
淵龍寺本堂
淵龍寺(えんりゅうじ)本堂
淵龍寺由緒
新城観光学会の説明板では、「スイリュウヒバ 根回り4m弱(推定樹齢300年)」とあります。
名称 : 先祖がえりのヒヨクヒバ 樹種 : サワラ
所在地 :  愛知県新城市大野上野83 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2019/10/5 先祖がえりのヒヨクヒバ マップ
指定 : 指定なし
アクセス : JR飯田線・三河大野駅から東に450m、徒歩10分。 【車】新東名高速・新城ICから国道151号を北東に8.5km、左折し50m。近くのコンビニに車を駐めました。
「先祖がえりのヒヨクヒバ」のある淵龍寺(えんりゅうじ)は、十一面観世音菩薩を本尊とする臨済宗方広寺派の寺院です。開山は室町時代中期の応永10年(1403年)といいます。
 このヒヨクヒバについては、下の部分が 「スイリュウヒバ」で、上の部分がスイリュウヒバの原種にあたる 「サワラ」だから 「先祖がえり」というそうです。
 ヒヨクヒバ(比翼桧葉)はヒノキ科ヒノキ属の常緑針葉樹で、サワラの園芸品種です。枝や葉の先が垂れ下がることから別名「イトヒバ」とも呼ばれます。スイリュウヒバ(垂柳桧葉)はヒノキの園芸品種でヒヨクヒバとよく似ています。
 幹周5m近い巨樹ですが、環境省のデータベースからは漏れています。近くの東陽小学校の玄関前には、明治時代にこの淵龍寺に併合し廃寺となった「永明庵跡のカヤの大木」があります。
(HP管理者)

BACK 巨樹と花のページトップへ NEXT
(能登瀬の大銀杏) (永明庵跡のカヤの大木)
     
愛知県  サワラ   新日本名木100選
     
No.1981