(名古屋市中区) 更新:2017年3月(11)
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西脇町大樟
「愛知の巨樹」(中根洋治氏著)によれば、幹周/10.20m、樹齢/推定1000年。
西脇町大樟
主幹は大きく二つに割れており、支柱に支えられて立っているのやっと。
西脇町大樟
手前のクスノキの方が若々しくて、背も高くなりました。
西脇町大樟
公園全体を写しました。残念ながら中には入れません。
松原緑地 説明板
「松原緑地」の説明板には大樟を保存する趣旨が書かれています。
名称 : 西脇町大樟
所在地 : 名古屋市中区松原1-3 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2016/11/28 西脇町大樟マップ
指定 : 指定なし
アクセス : 名古屋市営地下鉄鶴舞線・大須観音駅下車、南西に約600m、徒歩10分。
名古屋の名所の一つ「大須観音」から西に600mほどの所に松原緑地公園があり、「西脇町大樟」が残されています。残念ながらフェンスに囲まれており、立ち入ることができません。これも保護のためかと思いますが。
 このクスノキは古くから地元では「くすのきさん」と呼ばれて親しまれていました。太平洋戦争の空襲により幹の大部分が焼けて枯れてしまいましたが、樹木の持つ生命力のたくましさにより、根元からひこばえが成長して緑豊かな景観が再現されました。
 また、このクスノキは弘法大師が植えたといわれており、戦国時代には織田信長が出陣の時、戦勝を願ったといいます。
 ところが、市の区画整理事業により伐採寸前になりましたが、地元の方々の願いにより保存されることになりました。クスノキの根元にはかって雲龍神社がありましたが、伐採する予定で移転してしまい、石段のみが残されています。できれば近くで大樟を写したかったですが。
(HP管理者)

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No.1429