(愛知県東海市) 更新:2009年9月(1)
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観音寺の大樟
東海市教育委員会の説明板では、幹周/約10m、樹高/約23m。なお環境省DBでは、幹周/9. 6m。樹齢700年以上。
観音寺の大樟
小高い丘の上に観音寺はあり、その石段の左手の崖にへばりつくように大クスがあります。
観音寺の大樟
根元には白竜照玉大明神が祀られています。椿などで根元の太さが分かりません。
観音寺 観音寺の大樟説明板
観音寺の本堂 大樟の前にある市教育委員会の説明板
名称 : 観音寺の大樟
所在地 : 愛知県東海市荒尾町仏供田45 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2008/1/26 東海市・観音寺マップ
指定 : 東海市指定天然記念物 (S43年12月12日指定)
アクセス : 名鉄常滑線・新日鉄前駅から東北に約400m、徒歩10分。 【車】伊勢湾岸道・東海IC出口から東に「岡町」交差点を南に1.3km、「山王」を右折し300m。駐車場あり。
名鉄常滑線・新日鉄前駅から国道247号線を200mほど名古屋方面に戻り、上畑の交差点を右折れするとすぐ左手の丘の上に大クスが見えます。観音寺は知多八十八カ所巡りの第八十六番札所になっており、その本堂前に大クスがあります。周辺は住宅地で、すぐ隣の八柱神社は神社と石段を残し整地が進み、すぐに住宅地になろうとしていました。
 本尊は聖観世音菩薩(市文化財)で、儒学者・細井平洲(ほそいへいしゅう)が8歳の時からこの寺小屋で勉強されたとの説明がありました。細井平洲は江戸時代中期、米沢藩の名君・上杉鷹山(うえすぎようざん)の師として有名な人物です。観音寺の近くには平州記念館があります。
 大クスは急な石段の左手に崖にへばりつくように立っており、根元には平州ゆかりのツバキ(ユキツバキ)が植えられています。
(HP管理者)

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No.269