(岐阜県輪之内町) 更新:2019年3月(12)
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四郷神明神社のムクノキ
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/5. 30m、樹高/15m。 幹周実測値/6. 22m。
四郷神明神社のムクノキ
地上1. 5mほどで大きく2幹に分岐しています。
四郷神明神社のムクノキ
時期的(12月初め)に葉がほとんどありません。
四郷神明神社のムクノキ
根元は鉄柵で囲まれており、その中には天然記念物の標柱があります。
四郷神明神社のムクノキ
微高地にあるので、ムクノキの後方には広々とした平野が望まれます。
名称 : 四郷神明神社のムクノキ
所在地 :  岐阜県安八郡輪之内町四郷925 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2018/12/1 四郷神明神社マップ
指定 : 輪之内町指定天然記念物 (社叢としてS32年9月3日指定)
アクセス : 【車】名神高速・大垣ICから国道258号を南に1.8km、「横曽根3」を左折し県道30号を東に3.6km、「上大槫」を右折し200m。
ムクノキは、「四郷神明神社の社叢」の名称で輪之内町の天然記念物に指定されています。ご覧のように周囲の平野からは若干ですが高くなった場所にあります。この地は町名の「輪之内」が示すように有名な「輪中」の町です。
 この場所は大榑川輪中堤の上にあって、境内は広く地盤も丈夫ですから、周囲の平地よりも一段高いので、「助命壇」と呼ばれ洪水時には多くの人命を救ってきました。
 説明板によれば、「神社の創建は永正2年(1505年)で、輪中堤上にあり村の水神さまであります。」とのこと。
 社叢にはかっては松、杉やイチョウなどが茂っていたそうですが、伊勢湾台風で大きな被害を受け、現在では巨樹はムクノキのみとなってしまいました。ムクノキは地上1.5mほどで大きく2幹に分岐して伸びています。生育場所も良く、根元にも腐朽はないのでこれからも大きくなるでしょう。
(HP管理者)

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岐阜県  ムクノキ   新日本名木100選
No.1827