(岐阜県大垣市) 更新:2017年2月(1)
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宝暦治水の松
現地説明板によれば、幹周/3.3m、樹高/30m、樹齢/約250年。 幹周実測値/3.52m。
宝暦治水の松
かっては松並木になっていたそうですが、今は1本を残すのみ。
宝暦治水の松
旧伊勢街道沿いにあり、右奥には大神神社が見えます。
宝暦治水の松
宝暦治水の日向松 宝暦治水の日向松の説明板
大垣市景観遺産 大垣市景観遺産指定のプレート。
名称 : 宝暦治水の松 樹種 : 日向松(アカマツの一種)
所在地 : 岐阜県大垣市上石津町宮218-4 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2016/11/3 宝暦治水の松マップ
指定 : 大垣市指定景観遺産 (H22年10月1日指定)
アクセス : JR東海道線・大垣駅から名阪近鉄バス「時」行きに乗り「宮」で下車しすぐです。 【車】名神高速・関ヶ原ICから国道365号を8.6km、「下多良」交差点を右折し南に1.2km。駐車スペースがあります。
大神神社に向かっていると旧街道沿いに松の木があり、説明板が目に入りましたので空き地に車を停めました。説明板では「宝暦治水の日向松」とあります。宝暦治水とは有名な薩摩藩による木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)の治水事業のことですです。
 この松は、江戸時代の宝暦4年〜5年(1755-56)に行われた御手伝普請(宝暦治水)を終えた薩摩藩士達が、水奉行を務めていた高木家の陣屋に、薩摩から松を取り寄せて植えたものの1本と伝えられています。
 松の種類は、海津にある木曽三川公園・千本松原に植えられているものと同じ「日向松」(アカマツの地方種)です。松並木になっていたそうですが、そんな松も戦後のものがない時代に燃料として切られ、現在では東高木家の屋敷跡(旧上石津町役場跡でもあります)に残るこれが最後の日向松の大木です。
 すぐ前の西高木家の屋敷跡は「旗本西高木家陣屋跡」として国史跡に指定されており、傍には歴史資料館もあります。単なる1本の松ですが、その背景には色々な物語が隠されています。いままでに「宝暦治水」を題材にした歴史ドラマはなかったような気がしますが。ハッピーエンドではないので映像化しにくいのかも。
 旧伊勢街道を南に50mほど行くと「大神神社社叢のスギ」があります。
(HP管理者)

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(津島神社のスダジイ・ムクノキ) (大神神社社叢のスギ)
     
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No.1399