(長野県飯田市) 更新:2017年5月(8)
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水佐代獅子塚のエドヒガン
コミュニティセンターにあった説明板によれば、幹周/5. 08m、樹高/約10.5m、推定樹齢/350年以上。
水佐代獅子塚のエドヒガン
地元では「おたちふの桜」と呼んで親しまれています。
水佐代獅子塚のエドヒガン
水佐代獅子塚のエドヒガンとその前にあるのが二代目の後継木。
水佐代獅子塚のエドヒガン
主幹は、地上1. 5m程で2本の支幹に分岐しています。
水佐代獅子塚のエドヒガン
獅子塚古墳は、全長が54. 2mある中型の前方後円墳です。
水佐代獅子塚のエドヒガン
色の濃いお立符のエドヒガン 色の濃いお立符のエドヒガン
【色の濃いお立ち符のエドヒガン】 花の色が古桜のエドヒガンと比べて紅色が濃い。
水佐代獅子塚のエドヒガン説明板
水佐代獅子塚古墳とエドヒガン説明板(上下とも)
水佐代獅子塚古墳説明板 これは墳丘上にあった説明板。
名称 : 水佐代獅子塚のエドヒガン 開花状況 : 満開
所在地 : 長野県飯田市松尾水城3457 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2017/4/12 水佐代獅子塚マップ
指定 : 飯田市指定天然記念物 (H12年11月22日指定)
アクセス : JR飯田線・伊那八幡駅から北東に700m、徒歩13分。 【車】中央道飯田ICから右折し国道153号を東に4.6km、「東鼎」を右折し国道151号を900m、左折し800m。コミュニティセンターの駐車場が利用できます。
水城コミュニティ消防センターから北を見ると小高い丘の上に桜が見えます。丘は古代の前方後円墳で、その前方部の墳丘上に大きなエドヒガンが咲いています。天竜川に近く標高も低いことから、飯田市中では最も早く開花する桜だそうで、ちょうど満開でした。
 遙か昔、この地区に住んでいた人々が、塚(古墳)に祀られた霊を慰めようと桜を植えたといわれています。
 また、いつの時代からか津島神社の護符を納める鞘(お立ち符)が立てられるようになったことから、「お立ち符の桜」の名がついたそうです。
 獅子塚古墳はこの地区の古代豪族の首長のものと思われ、6世紀前半の築造と推定されています。この獅子塚古墳を含む13基の飯田市内の古墳が、平成28年10月3日に「飯田古墳群」として国指定史跡となりました。
 古代史ファン(特に古墳)としてはサクラも大事ですが、古墳はもっと大事にして欲しいので、この指定は喜ぶべきものです。私の住む大阪市阿倍野区のすぐ南の堺市には百舌鳥古墳群という巨大古墳群があり、20年ほど前に全部の古墳を巡ったことがありました。
(HP管理者)

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