(長野県飯田市) 更新:2017年5月(7)
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毛賀くよとのシダレザクラ
現地説明板によれば、幹周/3. 8m、樹高/15m、樹齢/推定300余年。
毛賀くよとのシダレザクラ
道路の上に覆い被さるように枝垂れています。
毛賀くよとのシダレザクラ
天竜川が造った河岸段丘の途中にあります。桜の幹の左側に石碑があります。
毛賀くよとのシダレザクラ
ピンクのはっぴを着た人は、飯田市のサクラ案内人「桜守」の方です。
毛賀くよとのシダレザクラ
幹周も4m近い巨木ですから、巨樹としても注目できます。
毛賀くよとのシダレザクラ
毛賀くよとのシダレザクラ説明板 愛護会が立てた説明板
名称 : 毛賀くよとのシダレザクラ 開花状況 : 満開
所在地 : 長野県飯田市毛賀685 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2017/4/12 毛賀くよとのシダレザクラ マップ
指定 : 飯田市指定天然記念物 (H12年11月22日指定)
アクセス : JR飯田線・毛賀駅から西に約600m、徒歩10分。 【車】中央道飯田ICから右折し2.1km、「名古熊」で右に入り1.9km、「八幡公園入口」を右折し700m、さらに右折し300mで桜の下に。
枝垂れ桜の名前になっている「くよと」は供養塔のことです。江戸時代初期、脇坂氏が飯田藩主であった頃(1617~1672年)、この石打場(いしうちば)の住民が植えたとされています。住民が心を寄せ、大切に守ってきた名桜です。
 この桜は旧遠州街道沿いにあり、周辺には室町時代の信濃国守護・小笠原氏の居城に近く、「自害坂」「石打場」など戦国時代の戦乱に関連するといわれる地名が残っています。
 今も桜のそばには供養塔と思われる石碑があります。道を覆うように枝垂れた桜は、町に手を延べているようにも見えます。菊によくある懸崖造りのような見事な枝垂れ桜です。
(HP管理者)

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