(福井県小浜市)  更新:2017年2月(13)
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口田縄春日神社のタブノキ
環境省巨樹巨木林DBには登録がないので、幹周を実測すると5. 56mありました。
口田縄春日神社のタブノキ
タブノキの右後方の境内中央には、この日に行われた「おひたき神事」の藁が残されていました。
口田縄春日神社のタブノキ
なかなか立派なタブノキの巨樹です。左奥にはカゴノキが見えます。
口田縄春日神社のタブノキ
口田縄春日神社のタブノキ
ご神木となっており、しめ縄が巻かれていました。
口田縄春日神社のカゴノキ
タブノキのそばにあった「カゴノキ」で、幹周は2. 45mありました。
口田縄春日神社社殿 口田縄春日神社社殿
名称 : 口田縄春日神社のタブノキ
所在地 : 福井県小浜市口田縄17-19 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2016/11/13 口田縄春日神社マップ
指定 : 指定なし
アクセス : JR小浜駅から「小屋」又は「流星館」行きバスで「口田縄」又は「滝谷」下車、100-200m。 【車】舞鶴若狭道・小浜ICから南に600m、「小浜IC口」を右折し国道27号を500m、「湯岡橋東詰」交差点を左折し国道162号を5.1km、右折し50m。
口田縄(くちだの)の春日神社に着くと、境内では大勢の地元の方がお祭りの後片付けをされていました。「もーちょっと早く来れば良かったのに」という声が。境内中央には燃やした後の藁くずが積まれています。訪問した11月13日には、毎年11月中旬の日曜日に行われる「おひたき神事」があったそうです。ちょっと残念でした。
 室町時代の永正元年(1504年)の創立で、田縄の城主大塩長門守吉信の守護神で春日大明神と呼んだといいます。春日神社ですから祭神として、春日四神「武甕槌神(たけみかづちのかみ)、経津主神(ふつぬしのかみ)、天児屋根命(あめのこやねのみこと)、姫大神〔ひめのおおかみ)」を祀ります。
 おひたき神事とは、古来より境内に高く藁を積み上げ、15才以下の男子氏子が笹竹を持って藁に火をつけ、周りを笹竹でたたきながら「おひたき、たきや、みかん、まんじゅう、ほしや、春日さんにあげように」と唱え廻る新穀感謝の神事です。
 タブノキは参道が本殿前の広場に入るところにそびえます。しめ縄が巻かれており、ご神木とされています。幹周も5.5m以上ありましたが、天然記念物などの指定はありません。すぐ隣にはカゴノキの巨木もありました。
(追加) ネットの情報で「スダジイ」としていましたが、新たな情報や葉を拡大してみると「タブノキ」のようです。
(HP管理者)

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No.1411