(石川県中能登町) 更新:2018年6月(8)
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鎌の宮神木・タブノキ
環境省巨樹巨木林DBでは、幹周/5. 50m、樹高/5m。 鎌が無数に打ち付けられており、タブノキは枯れています。
鎌の宮神木・タブノキ
左が新ご神木で、右が旧ご神木。共にタブノキで、幹周実測値/3. 27m(左)、5. 01m(右)。
鎌の宮神木・タブノキ
鎌の刃が外に向かって打ち付けられています。
鎌の宮神木・タブノキ
タブノキの御神木があるだけで、社殿はありません。
鎌の宮神木・タブノキ
右手前が新しいご神木。けっこう多くの鎌が打ち付けられていました。
鎌の宮神木由緒 鎌の宮神木由緒
名称 : 鎌の宮神木・タブノキ
所在地 : 石川県鹿島郡中能登町金丸又た63-1 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2018/4/21 鎌宮諏訪神社マップ
指定 : 中能登町指定天然記念物 (S35年3月12日指定)
アクセス : JR七尾線・金丸駅から北に150m、徒歩2分。 【車】のと里山海道・柳田ICから県道2号を東に6.5km、金丸駅前を左折し150m。
鎌の宮の正式な名称は、鎌宮諏訪神社といいます。祭神として建御名方命(大己貴命の子)を祀ります。
 おすわまつりと呼ぶ祭典が、毎年8月27日に行われ、日足鎌とも左鎌とも呼ぶ二丁の鎌に瑞穂と白木綿をつけ、風祭を行った後その鎌を神木に打ち付けます。
石川県指定無形民俗文化財「能登の諏訪祭りの鎌打ち神事」と呼ばれています。
 2本のタブノキのうち古いタブはすでに枯れており、地上6m程で切られています。幹には無数の鎌が打ち付けられていますが、全て刃が外に向かっています。諏訪の薙鎌と呼ぶそうで、暴風よけ雷よけとして木の高所に打ち込むそうです。
 現在の鎌打ち神事は新しい方のタブノキで行われています。その新神木にもけっこう多くの鎌が打ち込まれていました。
(HP管理者)

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No.1623