(東京都千代田区 ) 更新:2009年8月(9)
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日比谷公園の首かけイチョウ
日比谷公園の中にあるイチョウの巨樹。幹周/6. 5m、樹高/21. 5m、推定樹齢/350年。
日比谷公園の首かけイチョウ
レストラン「松本楼」のテラス前にそびえており、昼食時でしたのでOLさんのおしゃべりがイチョウに聞こえそう。
日比谷公園の首かけイチョウ
日比谷公園では最も大きいイチョウです。日比谷公園を造園したときに移植されたことで有名。
日比谷公園の首かけイチョウ 首かけイチョウ説明板
(左)移植されたと思えない太くて立派な根元部分。

(上)「首かけイチョウ」の説明板。
名称 : 首かけイチョウ
日比谷公園の所在地 : 東京都千代田区日比谷公園1-6 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2005/5/17 日比谷公園マップ
指定 : なし
アクセス : 東京メトロ日比谷線・日比谷駅で下車、徒歩2分。
日比谷公園は、日本の政治の中心ともいえる霞ヶ関の官庁街に近く、オアシスのように緑の空間が広がります。説明板によれば、このイチョウは日比谷公園開設までは日比谷見付(現在の日比谷交差点)にあったもので、1901年(明治34年)道路拡張の際、じゃまになると伐採されようとしたのを、この公園の設計者であった本多静六(ほんだせいろく)博士が、「私の首を賭けても移植を」と東京市参事会議長の星亨(ほしとおる)氏に懇請し、イチョウを今の場所まで450m移動させたそうです。それで「首賭けイチョウ」と呼ばれています。
 巨樹の大切さを訴えた本多静六博士は、新宿区の明治神宮、福岡市の大濠公園など全国の多くの公園の設計者として知られており、「日本の公園の父」といわれています。なかでもその代表作がこの日比谷公園です。
 ちょうどお昼時でしたので、イチョウのすぐそばにある有名レストラン・松本楼1階のテラスは5月の陽光の下、ランチを楽しむ方々でいっぱいでした。
(HP管理者)

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No.267