光福寺のイチョウ  (東京都品川区 ) 更新:2010年1月(4)
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品川区・光福寺のイチョウ
イチョウの前にある説明板によれば、幹周/6. 4m、樹高/40m、推定樹齢/800年。右奥が光福寺本堂。
光福寺のイチョウ
12月半ばですがまだ黄葉の盛りには若干早い状況です。乳(気根)がたくさん垂れ下がっています。
光福寺のイチョウ
光福寺のイチョウ 光福寺のイチョウ(全景)
写真のように気根の多さがよく分かります。  住宅街の中にありイチョウ全景が撮りにくい。
説明板
名称 : 光福寺のイチョウ
所在地 : 東京都品川区大井6-9-17 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2009/12/10 光福寺マップ
指定 : 品川区指定天然記念物 (S53年2月14日指定)
アクセス : 京急本線・立会川駅から西に600m、徒歩10分。
この「光福寺のイチョウ」は、この後に訪問した港区麻布にある善福寺の大イチョウの兄弟木ともいわれています。光福寺の創建は奈良時代末の延暦元年(782年)で、当初は天台宗の薬王院神宮寺と称していましたが、鎌倉時代初めに親鸞門下の了海上人(りょうかいしょうにん)が浄土真宗として光福寺と名を改めました。
 大井という地名は、この了海上人誕生の時、清泉が湧き出したので、その泉を大井と称したのに由来するとのことです。この大イチョウは、了海上人が善福寺の「逆さイチョウ」の一枝を貰い受けて植えたものと伝えられています。樹高が40mと高く、明治時代までは東京湾に出漁する漁民の航行の目印になっていたそうです。
(HP管理者)

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