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名称 : 鬼子母神のイチョウ |
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法明寺(鬼子母神)の所在地 : 東京都豊島区雑司ヶ谷3-15-20 |
○地図リンク提供:マピオン |
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撮影日 : 2007/9/27 |
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指定 : 東京都指定天然記念物 (S31年8月21日指定) |
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アクセス : JR池袋駅東口より明治通りを新宿方向へ歩き、「南池袋3丁目」歩道橋を左折する。徒歩約15分。 |
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鬼子母神(きしもじん)の大イチョウは、東京都のイチョウの中では港区麻布「善福寺のイチョウ」、府中市「大国大國魂神社の大イチョウ」に次ぐ三番目の大きさです。説明板によると二番目とのことですが。室町時代の応永年間(1394〜1428年)に僧日宥(にちゆう)が植えたと伝えられています。
鬼子母神は、正式な名称を法明寺(ほうみょうじ)といいます。鬼子母神は安産・子育(こやす)の神様として広く信仰の対象となっていますが、もともと他人の子供をとらえて食べてしまう神でしたが、釈迦が子を失う母の悲しみを悟らせたことから改心し、子供と安産の守り神になったそうです。そのためでしょうか、鬼子母神の説明版では「鬼」の字の上の点がありません。「鬼」ではないのです。
大イチョウは雄株で「銀杏(ぎんなん)」はなりませんが、主幹がまっすぐに伸びており、大きな枝分かれがありません。根元もひこばえがなくすっきりしており、非常にバランスがとれた巨樹です。さほど大きくないのですが気根(乳)も垂れており、木に触れると子供が授かるということから、「子授けイチョウ」と呼ばれていたそうです。
都電荒川線の「鬼子母神前」からは「鬼子母神大門のケヤキ並木」がお寺の参道としてあり、これも都の天然記念物に指定されています。
(HP管理者) |
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