(香川県まんのう町) 更新:2020年4月(6)
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杉王神社の大杉
環境省巨樹巨木林DB(2019年報告)によれば、幹周/11. 08m、樹高/45m。 幹周実測値/10 .76m。
杉王神社の大杉
大杉の前の旧琴南町の説明板では、幹周/9. 28m、樹高/50m、樹齢800年以上。
杉王神社の大杉
宮誠而氏著「巨木学」では、幹周/M10. 80m。私の実測値とほぼ同じです。
杉王神社の大杉
樹高は50mとされます。どうも根元が1mほど埋まっているようなので、実際の幹周はもっと太くなるかも。
杉王神社の大杉
先端がとがったスギ本来の姿をした素晴らしい大杉です。ただ一部根元に空洞が見られます。
杉王神社のモミ
これは鳥居の前にそびえているモミの木です。幹周実測値/3. 53m。
杉王神社の大杉説明板
「杉王神社の大杉」の説明板で、旧琴南町が立てたものです。
杉王神社社殿
名称 : 杉王神社の大杉
所在地 : 香川県仲多度郡まんのう町川東2748 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2020/3/18 杉王神社マップ
指定 : 香川県指定天然記念物 (S40年4月30日指定)
アクセス : 【車】徳島道・美馬ICから国道438号を北に8.4km、三頭トンネルを出たらすぐに右折し県道154号を北東に1.9km。隣に公民館の駐車場あり。
HP「まんのう町の文化財」によると、香川県最大の杉で、樹齢は800年以上と考えられています。この杉王神社のある場所は、国道438号線の三頭(さんとう)トンネル入り口から北へ旧道(県道154号線)をおよそ2キロメートルほど遡った、土器川の支流明神(みょうじん)川沿いにあります。旧川奥小学校があった場所の横で、川奥地区の中心地にあります。
 大杉は幹の下部が空洞になっていて、昔は25人もの子どもたちがこの中に入って遊んでいたが、今は木の根元をかさ上げしており、ほとんど埋まっています。また鉄製の囲いをしており中に入る事は出来ません。
 川奥地区の数々の歴史を静かに見守ってきた大杉ですが、地域は高齢化で寂しくなってきたものの、大杉の樹勢はまだまだ旺盛で、川奥の主としていまだにその偉容を誇っているとあります。
 幹の根元部分の樹皮がだいぶめくれており、相当の古樹であることがわかります。樹形は典型的なスギの直幹をしており、落雷に遭わなかったためか先端がとがっています。結構大きな空洞が根元にはあるようですが、盛り土のせいでわかりにくくなっています。盛り土がなければ幹周はもっとあるかも。
(HP管理者)

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