(香川県三豊市) | ●更新:2020年4月(8) |
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●環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/4. 70m、樹高/9m。本当に駅のまん前にあります。 | |
●「香川の保存木」では、幹周/5. 50m、樹高/13m。 幹周実測値/5. 80m。 | |
●老木ゆえ何本もの支柱に枝が支えられています。樹齢700年といわれます。 | |
●周囲は保護のため鉄柵が円形に巡らされています。 | |
●土讃線・讃岐財田駅とタブノキ・ | |
●地元の中学生が作った「財田駅前のタブノキ」の説明板。 | |
●上の説明板の中に書かれている「タブノキのお話」。 |
● | 名称 : 財田駅前のタブノキ | |
● | 所在地 : 香川県三豊市財田町財田上7311 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2020/3/18 | |
● | 指定 : 香川の保存木 (S55年3月11日指定) | |
● | アクセス : JR土讃線・讃岐財田駅下車すぐ。 【車】高松道・さぬき豊中ICから国道11号を南に2km、「本大」左折し県道5号を東に10.9km、左折し2.7km。駅前に駐車場あり。 | |
● | 土讃線・讃岐財田駅の本当に駅前にこのタブノキがあります。駅舎が出来る前は何があったのでしょうか。 中学生が作った説明板によれば、大正12年(1923年)、鉄道が通りここに駅舎が建築されるときに伐採されることになりましたが、鉄道関係者に不慮の事故が相次ぎ、村人は「タタリに違いない」と騒ぎはじめたため伐採を免れたそうです。 おかげで今でもこの大タブを見ることが出来ます。車でなくとも列車でも簡単に見に行けます。「香川の保存木」に指定されていますが、県の天然記念物になってもよいタブノキの巨樹です。 2011年7月、大枝の一本が落下しました。木がもろくなっていて、自分の重みに耐えられなくなったそうです。切り倒そうという声もありましたが、「何とかしてこの木を守りたい」と地元の人々が立ちあがり、後世につなぐ活動を開始しました。 瀬戸内オリーブ基金では、運営委員会で話し合い、直轄事業「大きな木プロジェクト」のひとつとして、地元の人々に協力することを決定しました。枯れている枝や数年以内には枯れそうな枝を取り除き、枝葉の量を減らし、風通りを良く、かつ全体の重量を軽くすることにしました。このように地元の人々とJR四国との協力によりこのタブノキが守られています。 (HP管理者) |
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No.2083 | ||