(香川県高松市) 更新:2019年1月(20)
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船山神社のクス(県天)
県天然記念物のクスで、環境省巨樹巨木林DBでは、幹周/7. 30m、樹高/30m。 幹周実測値/8. 01m。
船山神社のクス(県天)
地上3m程で2幹に分岐して伸びています。
船山神社のクス(県天)
根元に腐朽などなく、非常に健康なクスノキの巨樹です。
船山神社のクス(県天)
根元が大きく広がった、安定感のある大クスです。

船山神社のクス(高松市の名木)
この本殿右手前にあるクスノキは、「高松市の名木」に指定されている楠です。
船山神社のクス(高松市の名木)
市のサイトによれば、幹周/5. 0 m、樹高/27m。 幹周実測値/5. 09mでほぼ同じ。
船山神社のクス(高松市の名木)
このクスノキも地上3m程で2幹に分岐して伸びています。
船山神社のクスと拝殿
船山神社拝殿。参道右に市名木のクスノキが見えます。
名称 : 船山神社のクス
所在地 :  香川県高松市仏生山町甲1147 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2018/11/2 船山神社マップ
指定 : 香川県指定天然記念物 (S35年7月7日指定)
      高松市の名木
アクセス : 琴電琴平線・空港通り駅から南に700m。 【車】高松道・高松中央ICから県道43号を南に1.3km、「サンメッセ香川前」を右折し県道147号を3.2km、左折し県道280号を2.3km。駐車場あり。
県道280号沿いに船山神社があり、2本の大クスがあります。1本は県の天然記念物に指定されているクスノキで、もう1本は高松市の名木に指定されています。県指定の方は幹周約8m、市名木の方は幹周約5mです。
 共に地上3m程で2幹に分岐しており、根元が広がった安定感のある樹形をしています。空洞や腐朽の箇所もなく、共に非常に健康なクスノキの巨樹です。高松市のサイトによると、県天然記念物のクスノキは、「幹の根元の周囲12.8m、地上1.5メートルの幹周が9.8mもある」とあります。
 祭神は倭迹々日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)など五柱です。境内の由緒書きによれば、「社伝によれば、天平年間(729~49年)の創建。当初は船岡山山頂に鎮座。船岡山周辺の地は百相(もまい、ももなみ等)と呼ばれ、御祭神“倭迹迹日百襲姫命”にちなんだものであるという。現在は百相を「モマイ」と読んでいる。」とあります。
 戦国時代、長曽我部元親の進出による戦火により社殿を焼損しましたが、その後神宮寺のあった現在地に再興されました。以来「神宮寺大明神」と称するようになります。明治元年(1868年)に百相神社に改称し、さらに大正5年(1916年)現在の船山神社に改称しています。
(HP管理者)

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No.1785