(徳島県阿南市) 更新:2019年3月(19)
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お松大権現のイヌマキ
阿南市の市報によれば、幹周/2. 7m、樹高/22m。 幹周実測値/2. 74m。
お松大権現のイヌマキ
地上2mほどで二幹に分岐して伸びています。
お松大権現のイヌマキ
お松大権現のイヌマキ
しめ縄が二本のイヌマキに渡してありました。
お松大権現由緒
お松大権現の由緒
招き猫 資料館前には、たくさんの招き猫が奉納されていました。
お松大権現 拝殿
名称 : お松大権現のイヌマキ
所在地 :  徳島県阿南市加茂町不ケ63 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2019/3/8 お松大権現マップ
指定 : 阿南市指定天然記念物 (H25年5月22日指定)
アクセス : JR阿波室戸シーサイドライン・阿南駅より加茂谷行き阿南バスで終点下車すぐ。(約40分) 【車】国道55号(阿南道路)「阿南市西路見町」交差点を西に県道23号→130号→22号→282号→28号を14.2km。駐車場あり。
お松大権現の詳しいいわれは神社のHPをご覧ください。境内には1万体を超す招き猫が奉納されています。徳島の狸伝説は有名ですが、猫伝説は初めて知りました。有馬・鍋島と共に日本三大怪猫伝の1つとされているようです。
 お話の概要は、「江戸時代中期、この地阿波国那賀郡加茂村は不作続きで、村の庄屋・惣兵衛は村の窮状を救うため、私有の田地を担保に富豪・野上三左衛門よりお金を借りていたが、丁度通りがかりの三左衛門にお金を返す証文を受け取っておらず、庄屋・惣兵衛は間もなく病死。その妻「お松」は幾度となく証文を請求するが渡そうとせず、お金は受け取っていないと偽られ、担保の土地までも横領されてしまう。奉行所に申し出るものの三左衛門からの袖の下を受け取っていた奉行は非理非道な裁きを下してたため、お松は藩主に直訴した。江戸時代には直訴は大罪で、お松は日頃寵愛の猫 三毛に遺恨を伝え、処刑に殉ずる。その後、三左衛門、奉行の家々に怪猫が現れ怪事異変が続き、両家は断絶。」というもの。
 さてイヌマキの方ですが、拝殿前に2本あり、市の天然記念物に指定されている方が大分太いようです。それでも幹周3m足らずですが、このあたりでは珍しいからでしょうか天然記念物に指定されています。
(HP管理者)

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No.1834