(和歌山県すさみ町) 更新:2015年12月(17)
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防己八幡神社のスギ
社務所前のスギで、環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/4. 55m、樹高/30m。
防己八幡神社のスギ
よく見ると幹の右側に「四・五〇米」と白いペンキで幹周が書かれています。
防己八幡神社のスギ2
このスギは神社の奥にあり、川岸の縁にへばりつくように生えています。幹周/5. 80m、樹高/30m。
防己八幡神社のスギ2
斜めに傾きながら川岸に立っており、倒れないか心配ですが、根が良く発達していますので大丈夫かと。
防己八幡神社のスギ3
本殿前のスギ。幹周/3. 75m、樹高/30mと環境省のDBにあります。
防己八幡神社社叢
防己八幡神社の社叢。県道から道を下り、右手前の橋を渡ります。
名称 : 防己八幡神社のスギ
所在地 : 和歌山県西牟婁郡すさみ町防己564 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2015/10/18 防己八幡神社マップ
指定 : 指定なし
アクセス : 【車】紀勢道・すさみ南ICから県道36号を北に約8km、道路脇のスペースに駐車し、右手の道を下り橋を渡ると神社があります。
紀勢自動車道・すさみ南ICから北に行き、県道38号との交差点の手前150mの駐車スペースに車を停め、佐本川の方に50mほど歩き橋を渡ると神社に着きます。大きな杉が3本ありますが、一番奥の川岸に斜めに立っているスギが最大のようです。
 「防己」と書いて「つづら」と読みます。超難読地名ですね。地名の由来について角川日本地名辞典では、「葛のつるのように折れ曲がった、曲折の多い谷に由来するという(続風土記)」とありますが、なぜ「防己」と書くのか不明です。一番手前のスギには幹に「四・五〇米」の文字が白のペンキで書かれています。なぜこんなに大きく幹周が書かれているのか分かりませんが。
 神社の祭神は、品陀和気神(ほむだわけのかみ)、他二神。棟札から享保18年(1733年)年に勧請したとしているそうです。古くは社名を産土神社と称していましたが、明治元年に八幡神社に改めています。明治の神社合祀令の際、強硬な行政指導に抵抗して、一地区の産土神として他神社と合祀することもなく昔のままの姿をとどめているそうです。
(HP管理者)

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