(和歌山県かつらぎ町)
(つはた) 更新:2020年3月(11)
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津秦天満宮のクスノキ
環境省巨樹巨木林DBによれば、クスノキは幹周/4. 90m、樹高/18m。 幹周実測値/5. 40m。
津秦天満宮のクスノキ
クスノキは拝殿に向かって左側にあり、なかなか大きな根元をしています。
津秦天満宮のクスノキ
切られた枝もあり、若干葉が少なく感じました。
津秦天満宮のクスノキ
神社の御神木としてしめ縄がまかれ、樹齢は千年ともいわれます。
津秦天満宮のクロガネモチ
【津秦天満宮のクロガネモチ】 環境省巨樹巨木林DBには登録なし。 幹周実測値/2. 59m。
津秦天満宮のクロガネモチ
【津秦天満宮のクロガネモチ】コブコブの樹肌のクロガネモチが多いのですが、すっきりとした幹をしています。
津秦天満宮由緒
津秦天満宮由緒
名称 : 津秦天満宮のクス・クロガネモチ
所在地 : 和歌山県和歌山市津秦83 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2020/3/12 津秦天満宮マップ
指定 : 指定なし
アクセス : 和歌山電鉄貴志川線・日前宮下車南に600m。 【車】阪和道・和歌山ICから国道24号を南西に1.5km、「花山西」を左折し南に200m、右折し400m、左折し県道138号を南に600m。コンビニに駐車しました。
神社周辺は道が狭いので、県道沿いのコンビニに駐車しました。和歌山電鉄貴志川線の線路脇に鳥居があります。もとは北にある日前・国懸神宮の摂社だったそうです。天満宮ですから主祭神は菅原道真公。
 醍醐天皇の昌泰4年(901年)1月25日、後に昌泰の変と呼ばれた政変により左遷されることになった道真公は、2月1日太宰府に向われる途中、和歌吹上の浦に船をつけられ、当時、入海であった津和田村の「千早の杜」(現津秦天満宮境内)をたずねられ、「ふりかえりかへり行くかも別れにし、千早の杜の見ゆるかぎりは」と一子・好寛公と別離し、名残を惜しまれた遺跡です。
 昔は「知和夜の森」、または「千早の杜」といった社叢の森は樹齢数百年もの年輪を持つ緑したたる松の森でしたが、次々と松喰虫の被害であとかたもなくなってしまいました。
 それでも境内には樹齢千年と言われる大樟があり、傍にはモチの木の巨木もありました。共に神木としてしめ縄が巻かれており、大切にされていることがわかります。
(HP管理者)

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No.2066