(和歌山県紀美野町)  更新:2014年12月(6)
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田熊野神社のスギ・クスノキ
環境省巨樹巨木林DBのよれば、スギは幹周/5. 78mと5. 43m、樹高は共に40mです。
田熊野神社のスギ
スギ2本、クスノキ1本の巨樹が神社の本殿内にあります。
田熊野神社のスギ
田熊野神社のクスノキ
クスノキは、幹周/7. 05m、樹高/30m。大きな瘤がありました。
名称 : 田熊野神社のスギ・クスノキ
所在地 : 和歌山県海草郡紀美野町田22 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2014/9/21 田熊野神社マップ
指定 : 指定なし
アクセス : 【車】阪和道・海南東ICから国道370号線を東に約25km。美里温泉を過ぎて「みさと天文台」の大きな看板のある分岐を大きく左に折れ、天文台方面に上る。途中に惣福寺の案内板があります。熊野神社は惣福寺の隣り。
惣福寺の隣に大きな境内空地と熊野神社の社殿があり、社殿の後に2本の大スギと1本の大クスがそびえています。惣福寺は熊野神社の神宮寺であったようです。「惣福寺のムクロジ」と、神社参道にある「しらかしの老大樹群」(枯死)は別掲しています。
 神社の創建については、平安時代初期の征夷大将軍・坂上田村麻呂との縁が和歌山県神社庁のHPに掲載されています。それによると、田村麻呂が若い頃、紀の国に入り、貴志川で弓の矢に適した「片芽竹」の枝が流れてくるのを見つけ、その竹藪を捜し求めて滝野川口の地で竹藪を発見。田村麻呂はその後3年間この地に滞在し、村の娘との間に一子をなしたといいます。いよいよこの地を離れるに際し、村と我が子の守護神として熊野から勧請したのが熊野神社の始まりといいます。
 境内には田村麻呂が東北征定の命を受けこの地を離れるに当たって戦勝を祈願して立てたといわれる宝篋印塔(ほうきょういんとう)があります。また田村麻呂が植えた「将軍桜」の四代目が春を彩ります。
(HP管理者)

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No.914