(和歌山県古座川町) 更新:2015年12月(19)
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光泉寺の子授けイチョウ
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/6.08m、樹高/27m。
光泉寺の子授けイチョウ
頂いた資料では、幹周/6.3m、樹高/30m、樹齢/400年でした。
光泉寺の子授けイチョウ
枝から垂れ下がる無数の乳柱(気根)に子宝の願いを託します。最長の乳は何と3mにもなります。
光泉寺の子授けイチョウ
本当にいっぱい乳が垂れ下がっていますね。なぜ垂れ下がるのかは不明とのこと。
光泉寺の子授けイチョウ
光泉寺の子授けイチョウ
本堂の横に大イチョウがあります。
光泉寺の子授けイチョウ
光泉寺の子授けイチョウ由来
子授けイチョウの見学記念おみやげ。(維持管理費にあてられます)
子授けイチョウ説明板 子授けイチョウ
 説明板
光泉寺 光泉寺
 (駐車場から)
名称 : 光泉寺の子授けイチョウ
所在地 : 和歌山県東牟婁郡古座川町三尾川302 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2015/10/18 光泉寺マップ
指定 : 古座川町指定天然記念物 (S61年10月9日指定)
アクセス : 【車】串本町の国道42号・高富交差点を北に折れ、国道371号を約14.3km。三尾川橋で左折し、橋を渡り県道39号を1.2km、左折し約400m、光泉寺の看板が立っていますので、左に坂を登ると駐車場があります。
三尾川八幡神社のすぐ近くに光泉寺があります。曹洞宗の寺院ですが、昔から子授けイチョウで有名なお寺で、山奥にもかかわらず全国から多くの子宝祈願の方が訪れます。
 本堂西側に大イチョウがあり、無数の乳(気根)を垂れ下がらせていました。最も長いものは3mもあります。この大イチョウには子授けイチョウの由来話として、日下俊斉(くさかしゅんさい)さんの故事が伝えられています。このお話はTV番組「日本昔ばなし」の中の「子育てイチョウ」として平成元年3月に放送されました。お寺でいただいた由来書きを要約すると

 時は江戸時代、今から約200年前、紀州江住村に日下俊斉というお医者さんがいました。春のお彼岸もすぎた暖かい日のこと、疲れでうとうとと眠ってしまった俊斉の夢枕に、三尾川の光泉寺の銀杏の木の精が若い娘の姿でやってきたのです。「大銀杏が根をはって田畑の邪魔になるので、切り倒されます、私を助けてくれるのは村人から尊敬されている先生だけです、どうか命を救ってください。」そう言うと娘の姿は消えてしまいました。三尾川村は俊斉のふるさと、江住村からは峠をいくつも越えた山奥の村ですが、夜にもかかわらず険しい山道を急ぎました。三尾川村に着くとすぐに光泉寺をたずねると、本堂に村人たちが集まっていて大銀杏を切ってしまおうという相談をしています。俊斉は夢枕に表れた不思議な娘の話をして、「古い銀杏には木の精がいる。救ってやれば村人たちの役に立つだろう。」と村人を説得しました。俊斉のために銀杏は救われ、村人が心配したように根が田畑へ広がることもなく、それどころか、田畑の作物がたくさんとれるようになりました。さらに不思議なことがもうひとつあります。根を広げなくなったイチョウの木は太い枝から乳房のようなこぶをたらしたのです。そのうちに誰いうともなく、赤ちゃんができない人はあのイチョウにお願いすれば赤ちゃんができるようになる、といいだし、子授け公孫樹と呼ばれるようになりました。

 今回、すさみ町江住の「江住薬師のムクノキ」から峠越えでこの光泉寺に来ましたが、今でも県道とはいえ道幅が狭く、すれ違いもままならない箇所があり、さぞ昔は大変だったことでしょう。
(HP管理者)

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No.1132