(和歌山県有田川町) 更新:2013年5月(3)
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藤並神社のイチイガシ
和歌山県の天然記念物のサイトによれば、幹周/4. 32m、樹高/18m、樹齢/300年以上。
藤並神社のイチイガシ
地上からの高さ2mのところから、2支幹(しかん)に分岐しています。
藤並神社のイチイガシ
藤並神社のイチイガシ
イチイガシの根元部。
藤並神社 藤並神社の社殿
泣沢女の古墳 泣沢女の古墳
 (県文化財指定)
名称 : 藤並神社のイチイガシ
所在地 : 和歌山県有田郡有田川町天満722 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2013/3/23 藤並神社マップ
指定 : 和歌山県指定天然記念物 (H23年3月15日指定)
アクセス : JR紀勢本線・藤並駅から北東に約1.4km、徒歩約25分。【車】阪和道有田ICから北に約1km。
イチイガシはブナ科コナラ属の常緑高木で、関東地方以南の本州太平洋岸・四国・九州、朝鮮・中国に分布しています。「藤並神社のイチイガシ」は、和歌山県内では最大級のイチイガシで、最近県の天然記念物に指定されました。
 藤並神社は祭神として菅原道真公、水主神などを祀ります。武内宿禰が勅命を奉じて水主神を祀ったのが創始とされています。平安時代になり天元3年(980年)紀伊国司菅原有忠郷が霊夢を感得されて山城国・北野天満宮から菅原道眞公の霊を勧請し、合祀して天満宮と称したが、明治の末に藤竝村内34社を合祀して藤並神社と改称したそうです。
 境内には泣沢女(なきざわめ)の古墳があります。7世紀前半、古墳時代最終末に造られた円墳で、横穴式石室には県下では珍しく巨大な石材が使用されており、県の文化財(史跡)に指定されています。
 境内には幹周5mを超すクスノキもあり、鎮守の森を形作っています。
(HP管理者)

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