(奈良県下市町) 更新:2020年9月(9)
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才谷の一本杉
冊子「奈良の巨樹たち」によれば、幹周/8. 0m、樹高/22m、推定樹齢/550年。
才谷の一本杉
才谷峠の頂点にあり、「蓮如杉」の名があります。
才谷の一本杉
一本杉の根元には大きな空洞が。右には「蓮如上人御手植之杉」の石碑があります。
才谷の一本杉
才谷の一本杉
根元の空洞と「保護樹木(スギ)」の標識。
才谷の一本杉
峠道の頂上にある「才谷の一本杉」です。道路の向こうが下市町才谷の集落になります。
蓮如上人御手植之杉 石碑 「蓮如上人 御手植之杉」の石碑と説明の石碑
奈良県保護樹木 奈良県指定保護樹木の標識
名称 : 才谷の一本杉
所在地 : 奈良県吉野郡下市町才谷峠 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2020/9/14 才谷の一本杉マップ
指定 : 奈良県指定保護樹木(H9年7月18日指定)
アクセス : 【車】五条方面から国道169号の「吉野大橋北詰」を右折し、橋を渡り1.2km、右折し県道37号→15号を7.7km、勝手神社前を左折し県道257号を南西に2.2km。駐車スペースあり。
吉野山のメインストリートにある勝手神社前を西に折れ、県道257号の狭い舗装道路を才谷に向かって進むと、途中の才谷峠にこの一本杉があります。道路のすぐ傍にあるので見落とすことはありません。
 山の傾斜際に植えられたため、長い年月の間に風雨により根が洗われ、幹に大きな空洞ができています。また杉の木の下には「蓮如上人 御手植之杉」の石碑があり、さらにその横には大正7年3月に建てられたお手植えの由緒が記された石碑がありました。
 文明7年(1475年)に浄土真宗本願寺派中興の祖・蓮如上人の植樹と伝わる古杉で、石碑には、文明7年、蓮如上人が、この才谷に巡錫し教化に来られた際、才谷の和田衛門治郎(法名釈慶空)に西照寺を造営させたほか、吉野川岸近くの飯貝に本善寺を建立されたそうです。その折、この峠で休息した際に、後々の世の思い出にと、この杉をお手植えされたと記されています。
(HP管理者)

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No.2109