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名称 : 才谷の一本杉 |
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所在地 : 奈良県吉野郡下市町才谷峠 |
○地図リンク提供:マピオン |
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撮影日 : 2020/9/14 |
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指定 : 奈良県指定保護樹木(H9年7月18日指定) |
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アクセス : 【車】五条方面から国道169号の「吉野大橋北詰」を右折し、橋を渡り1.2km、右折し県道37号→15号を7.7km、勝手神社前を左折し県道257号を南西に2.2km。駐車スペースあり。 |
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吉野山のメインストリートにある勝手神社前を西に折れ、県道257号の狭い舗装道路を才谷に向かって進むと、途中の才谷峠にこの一本杉があります。道路のすぐ傍にあるので見落とすことはありません。
山の傾斜際に植えられたため、長い年月の間に風雨により根が洗われ、幹に大きな空洞ができています。また杉の木の下には「蓮如上人 御手植之杉」の石碑があり、さらにその横には大正7年3月に建てられたお手植えの由緒が記された石碑がありました。
文明7年(1475年)に浄土真宗本願寺派中興の祖・蓮如上人の植樹と伝わる古杉で、石碑には、文明7年、蓮如上人が、この才谷に巡錫し教化に来られた際、才谷の和田衛門治郎(法名釈慶空)に西照寺を造営させたほか、吉野川岸近くの飯貝に本善寺を建立されたそうです。その折、この峠で休息した際に、後々の世の思い出にと、この杉をお手植えされたと記されています。
(HP管理者) |
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