(奈良県奈良市) 更新:2022年4月(6)
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浄教寺のソテツ
浄教寺本堂前にあるソテツの巨樹で、幹周/6. 5m、樹高/6m弱、樹齢300年余。
浄教寺のソテツ
上の写真の裏側から見たソテツです。一本の株から25本もの幹が出ているそうです。
浄教寺のソテツ
奈良市のHPによれば、江戸時代に旧本堂が建立された際に植えられたと伝えられています。
浄教寺の本堂とソテツ
本堂を挟んで右側にソテツ、左には八重枝垂れ桜があります。枝垂れ桜は満開でした。
浄教寺説明板
浄教寺の説明板
保護樹木(ソテツ)
奈良県指定保護樹木の説明板
名称 : 浄教寺のソテツ
所在地 : 奈良県奈良市上三条町18 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2022/4/7 浄教寺マップ
指定 : 奈良市指定天然記念物(S54年5月14日指定)
      奈良県指定保護樹木(S47年10月2日指定)
アクセス : JR奈良駅から東に400m、徒歩10分。
JR奈良駅から三条通を東に行くと左手(北側)に浄教寺があります。三条通をさらに東に進むと猿沢の池・興福寺を経て春日大社一の鳥居に至ります。
 浄教寺は、浄土真宗本願寺派の寺院で、親鸞聖人の弟子となった行延法師の開基になります。寛元2年(1244年)に河内国で開創され、1530年大和郡山に移り、慶長8年(1603年)現在地に移ってきました。
 ソテツは本堂前にあり、淨教寺がこの地に移築された時に植えられたものだそうです。根元から25本もの幹が出ており、樹勢は良いようです。
 またこの浄教寺は明治22年6月5日、東洋美術史家のアーネスト.F.フェノロサが、県知事など500名の市民の前で、奈良の宗教・美術・文化の重要性とその保護の必要性を訴えかけたことで有名です。フェノロサといえば、法隆寺の夢殿の秘仏・救世観音像を開扉した事で知られています。
 三条通の猿沢池の手前には「高札場のムクノキ」があります。
(HP管理者)

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No.2226