(奈良県天理市) | ●更新:2019年12月(17) |
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●【イチイガシ】 神社HPによれば、幹周/4. 15m、樹高/約25m。 幹周実測値/4. 23m。イチイガシの左後ろに楼門が。 | |
●【イチイガシ】 山辺の道の中間地点として散策もいいですね。 | |
●イチイガシの根元部分です。 | |
●【イチイガシ】 | |
●参道にある「神杉」で、幹周/4. 1m、樹高/約35m。訪問した日は例祭の日でした。 | |
●「神杉」で万葉集にも詠まれたほどの名木ですが、当然当時のスギとは別のスギでしょうが。 | |
●石上神宮の楼門で国重文。 | |
●石上神宮の拝殿で、国宝に指定されています。 |
● | 名称 : 石上神宮のイチイガシ・神杉 | |
● | 所在地 : 奈良県天理市布留町384 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2019/10/15 | |
● | 指定 : 奈良県指定天然記念物 (H7年3月22日指定) | |
● | アクセス : 【車】名阪国道・天理東ICから県道51号を南に1.9km。石上神宮の駐車場があります。駐車場から本殿までは東に約300m、徒歩6分。 | |
● | イチイガシは国重文の楼門前から東に行く参道(奈良に至る山の辺の道)の左手に堂々と立っています。イチイガシはブナ科コナラ属の常緑高木で、照葉樹林の主要構成種になります。 石上神宮は「記紀」(古事記・日本書紀)にも登場する、とても古い歴史を誇る神社です。ちょうど訪問日は秋の例大祭の日でした。 天理市観光協会のサイトによれば、創建は『先代旧事本紀』で崇神天皇のときとされ、物部氏の遠祖・伊香色雄命が、神剣と伝来の瑞宝を奉斎したとされています。祭神は「布都御魂(ふつのみたま)神」で、延喜式には「石上坐布都御魂神社」とあります。 『古事記』には、神武天皇東征のおり熊野で難にあわれたとき、天照大神と高木神は建御雷神がかつて国土平定に用いた国平横刀、すなわち布都御魂を下され、危急を救われたとあり、「此の大刀は石上神宮に坐す」と記されています。 石上神宮には日本の歴史を語るときに欠かせない物証として有名な「七支刀」(ななさやたち:国宝)が伝来しており、境内にもその説明があります。「七支刀」は全長74.8cmの鉄製の刀で、身の左右に各3本の枝刃を段違いに造り出した特異な形をした剣です。剣身の棟には表裏合わせて60余字の銘文が金象嵌で表わされており、この銘文は、我が国古代史上の絶対年代を明確にする最古の史料なのです。 また、「石上 布留の神杉 神さびし 恋をも吾は さらにするかも」と万葉集に詠まれた神杉は、当時あったスギとは異なるでしょうが今も境内に残ります。 (HP管理者) |
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No.2012 | ||