(兵庫県丹波篠山市 更新:2010年12月(8)
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和田寺のツブラジイ
「丹波森選定樹木」の標識では、幹周/5. 9m、樹高/16m。樹齢/伝承720年
和田寺のツブラジイ
右下に兵庫県郷土記念物の説明板があります。兵庫県最大のツブラジイの巨樹です
和田寺のツブラジイ
和田寺のツブラジイ
幹の根元部分です。後方の赤い幟(のぼり)は近畿楽寿観音三十三カ所巡り・第16番札所の幟です。
和田寺のツブラジイ
ツブラジイの全体を超広角レンズ(焦点距離:10mm)を使って撮影しました。
和田寺本堂 和田寺のツブラジイ説明板
椎の木から15分ほど登ると和田寺本堂に着きます。  郷土記念物の説明板
名称 : 和田寺のツブラジイ
所在地 : 兵庫県丹波篠山市今田町下小野原69 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2010/9/20 和田寺マップ
指定 : 兵庫県指定郷土記念物 (H3年1月4日指定)
      丹波篠山市指定天然記念物 (H6年3月23日指定)
アクセス : JR福知山線・相野駅よりバスで19分。和田寺口で下車し500m。寺仏堂の裏にあります。 【車】舞鶴若狭道・三田西ICから北に10.5km。駐車場あり。
和田寺(わでんじ)は、飛鳥時代の大化2年(646年)、法道仙人が和田寺山頂上に一宇のお堂を建立されたことに始まったと伝えられる古刹です。現在は天台宗に属し、本尊は千手観世音菩薩です。
 和田寺口から仁王門を抜けて本堂へと登る道路の左手に、ツブラジイ(コジイ)の巨木があります。幹先端が折れていますが樹勢は旺盛です。地面から約2mほどの所で双幹となり、小枝を多く出しながら繁茂しています。春5月末頃は黄色の花が樹木いっぱいに咲きます。
 本堂まではツブラジイから坂道をさらに10分ほど登ります。途中には文和4年(1355年)建立の頭痛地蔵(あたまいたじぞう)があり、頭痛を治してくれるそうです。近くには「西方寺のサザンカ」があります。
(HP管理者)
2010年も12月に入り、突然絶滅したとされていた「クニマス」発見のニュースが飛び込んできました。 うれしいニュースの少なかった2010年では、「ノーベル賞受賞」、「はやぶさ帰還」と並び最もうれしいニュースです。天皇陛下のお誕生日の会見でも、陛下の少年時代のクニマスについての思い出にも触れられており、生物多様性年を締めくくるような大きな発見であったように思います。

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(北稲荷神社のトチ) (西方寺のサザンカとカヤ)
     
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No.421