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名称 : 日光院の大イチョウと妙見杉 |
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日光院の所在地 : 兵庫県養父市(やぶし)八鹿町石原450
名草神社の所在地 : 兵庫県養父市八鹿町石原1755-6 |
○地図リンク提供:マピオン |
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撮影日 : 2007/5/27 |
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指定 : なし |
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アクセス : JR山陰本線・八鹿駅から全但バス「石原」行きで20分、終点で下車し徒歩10分で日光院に。名草神社へは更に徒歩約1時間。 【車】北近畿豊岡道・八鹿氷ノ山ICから北東に1.9km、左折し県道267号を6.9km。日光院の駐車場あり。名草神社にはさらに西に7.3km。名草神社の駐車場あり。 |
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五月晴れの日曜日、朝8時過ぎに日光院に到着。朝の光の中で大イチョウやケヤキの巨木を見ることができました。境内は緑の絨毯(じゅうたん)を敷いたように苔に覆われていました。歩くのがもったいないほど。日光院は日本三妙見の一つとして有名です。妙見信仰とは北極星や北斗七星を祀る信仰で、奈良・平安時代から盛んであったそうです。大イチョウの他にもケヤキの巨木があり、見事な根張りをしていました。
日光院から車で林道を登ること約15分で妙見山の八合目にある名草(なぐさ)神社に到着。妙見杉に囲まれ静寂に包まれた境内を登ると三重塔(国重文)が見えてきます。その傍にはかって聳えていた「妙見の大杉」の根株と残骸が保存されています。
「妙見の大杉」は、かっては国の天然記念物で、幹周/11.1m、樹高/48m、樹齢1500年といわれた但馬を代表する巨樹でした。しかし1991年台風19号の風速40mの猛烈な風により根元から倒壊し、今は残骸を遺すのみ。でも周囲は樹齢300年以上の妙見杉に覆われており、いつかは第二の妙見の大杉が出現することでしょう。
名草神社はかっては日光院として妙見信仰の中心でしたが、明治初めの廃仏毀釈により神社に変わったようです。三重塔は江戸時代始め、妙見杉を出雲大社の造営に際し譲ったお礼として出雲大社の三重塔を譲り受けたそうです。
(HP管理者) |
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