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名称 : 鳳翔寺の大ツガ |
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所在地 : 兵庫県丹波市氷上町石生1430 |
○地図リンク提供:マピオン |
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撮影日 : 2013/8/17 |
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指定 : 丹波市指定天然記念物 (S51年10月12日指定)
兵庫県指定郷土記念物 (H5年1月19日指定) |
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アクセス : JR福知山線・石生(いそう)駅から南西に約800m、徒歩13分。 【車】舞鶴若狭道・春日ICから国道175号を西に6.4km、「水分れ公園」の表示で左折し350m。駐車場あり。 |
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ツガ(栂)はトガとも呼ばれるマツ科の常緑針葉樹です。幹周日本一の栂は屋久島にあります。大ツガは石段を登り、山門をくぐった左手にあり、石段下の駐車場からもその雄大な姿がよく見えます。一部枝を切った跡があるものの枝葉は多く、樹勢は良いようです。
鳳翔寺は禅宗の一宗派である黄檗宗の寺院で、貞享元年(1684年)の創建になります。大ツガはそのときに植えられたとしており、樹齢300年余になります。高い石垣・白壁・茅葺き屋根の立派な本堂があり、大ツガと共に絵のような風景を作ります。ちなみに、「ツガ」の兵庫県下での最大樹は宍粟市の丸山山頂にある「塩田の大ツガ」で、幹周/5.87mを測ります。
ツガの学名は、Tsuga sieboldii Carriereといいます。江戸時代後期の有名なドイツ人植物学者シーボルトが名付けたもののようで、日本語のツガ(Tsuga)とシーボルトの名前がそのまま学名になっています。
近くには「いそ部神社のヒノキ」があり、水分れ公園もあります。
(HP管理者) |
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