法巖寺の大クス  (兵庫県伊丹市) 更新:2011年3月(2)
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法巖寺の大クス
法巖寺の塀越しに見た大クス。説明板によれば、幹周/6. 20m、樹高/28m、樹齢/推定500年。
法巖寺の大クス
伊丹酒蔵通りに面した法巖寺の境内に大きく樹冠を拡げています。
法巖寺の大クス
法巖寺の境内は入れないのですが駐車場から大クスを写すことができました。
法巖寺の大クス

(上)大クスの根元部

(右上)法巖寺の本堂

(右下)法巖寺の大クスの説明板
法巖寺
法巖寺の大クス説明板
酒蔵(白雪)
JR伊丹駅から西に延びる「伊丹酒蔵通り」にある白雪ブルワリービレッジ・長寿蔵。
名称 : 法巖寺の大クス
所在地 : 兵庫県伊丹市中央2-431 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2011/2/26 法巖寺マップ
指定 : 兵庫県指定天然記念物 (S40年8月26日指定)
アクセス : JR宝塚線・伊丹駅から西に徒歩5分。
法巖寺の大クスは、「地上約10〜12mで主幹から5本の支幹に分岐し、枝張りの均整もよく鬱蒼と繁っていた。近年の台風の被害で大枝が折など勇姿の一部が損傷したものの、現在でも旺盛な樹勢を保っている。」と説明板に記されています。
 法巖寺は奈良時代、僧行基により現在の伊丹市昆陽(こや)に建立されたと伝わります。室町時代末期の1522年に現在地に移されたものです。昆陽池は農業用の溜池として天平3年(731年)に行基が築造したものとして有名です。
 法巖寺は、大クスが有名なので、別名・楠木寺(くすのきでら)とも呼ばれるそうです。大クスは、古(いにしえ)より近畿の三大クスの一つと言われており、「有岡古続語」(元治2年/1865年刊)に城州八幡厄神堂の樟、浪華住吉本社の樟と並ぶ大木とされています。
 伊丹は江戸時代から続く酒造の町。法巖寺が面する「伊丹酒蔵通り」には小西酒造が経営する「白雪ブルワリービレッジ 長寿蔵」や直営の販売店があり観光客も多く訪れていました。法巖寺を北に10分ほど行くと、市指定天然記念物の「猪名野神社のムクロジ」があります。
(HP管理者)

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