(兵庫県朝来市) 更新:2013年12月(3)
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藤和の大将軍杉
現地説明板によれば、幹周/8. 37m、根周/11. 6m、樹高/35m。
藤和の大将軍杉
大将軍スギの正面には檜皮(ひわだ)で作った扉が作られています。中には空洞があるそうです。
藤和の大将軍杉
背後から見た大将軍杉は、正面からとは違い奔放に伸びた大枝が印象的にうつります。
藤和の大将軍杉
スギの前には石灯籠や石碑があります。正面から見ると扉があったり枝が切断されていたりします。
藤和の大将軍杉
右後方に伸びる支幹は、非常にこのスギを印象的なものにしています。いやーすばらしい。
藤和の大将軍杉
県道136号線と大将軍杉。右の路肩に駐車スペースがあります。
大将軍杉 説明板 説明板
名称 : 藤和の大将軍杉
所在地 : 兵庫県朝来市和田山町藤和 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2013/8/17 藤和の大将軍杉マップ
指定 : 朝来市指定天然記念物
      兵庫県指定郷土記念物 (S47年9月1日指定)
アクセス : 【車】北近畿豊岡道・和田山ICから県道136号線を西に約6km。
乳ノ木庵の大銀杏」を訪ねてから車で県道136号を更に西に向かいます。途中の藤和峠には天空の城・竹田城跡を望む絶好のビューポイントがあります。朝霧の日に来ると雲海に浮かぶ竹田城が撮影できますが、この日は真夏でお昼時でしたので雲海は全くなし。峠を下るとすぐ右手に大将軍スギが見えます。県道沿いですので見逃すことはないでしょう。
 大将軍スギのいわれについて上の写真の説明板では、「文和2年(1353年)丹波国佐治・山垣城主 足立遠政の長子足立藤和(とうわ)が訳あって山垣からこの地にきて隠棲したが、自分より先に仮住まいをしていた藤原正司(まさつかさ)がいたことを知った。藤和は正司が自分の遠祖と同姓であることに因縁を感じ、正司の墳墓を崇拝し『大将軍』と尊称した。さらに杉の木をそばに植えて神木としてあがめたが、これが現在の『大将軍スギ』に成長したと伝えられている。」とあります。
 大杉は考えていたよりも規模が大きく、特に後方に突き出てから上に伸びる支幹が印象的です。天空の城・竹田城跡をご覧の後は是非立ち寄っていただきたいものです。
(HP管理者)

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No.701