(大阪府堺市) 更新:2023年4月(1)
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与謝野晶子桜と歌碑
与謝野晶子桜】(よさのあきこさくら) 大仙公園・児童の森近くの与謝野晶子歌碑とその左にある「与謝野晶子桜」。
与謝野晶子桜
与謝野晶子桜】 まだまだ幼木ですが、花をいっぱいつけていました。
与謝野晶子桜
与謝野晶子桜堺ブランドの桜です。2018年に日本桜の会によって新品種と認定されたそうです。
与謝野晶子桜
与謝野晶子桜とても小さな花の桜ですね。これは緑化センターで写したもの。萼の濃い紅色が印象的です。
与謝野晶子桜
与謝野晶子桜】 大仙公園の他にも市内各所に植えられています。これは市中央図書館前で写したもの。
大仙公園の寒緋桜
寒緋桜】(かんひざくら) 公園の大芝生に咲いていた早咲きの寒緋桜です。
寒緋桜
寒緋桜台湾・沖縄が原産の桜です。濃いピンク色で、下向きに咲くのが特徴です。
大仙公園の大漁桜
大漁桜】(たいりょうざくら) 大仙公園中央にあるどら池の南側にある大漁桜。後には平和塔が見えます。日本庭園にもあります。
大漁桜
大漁桜伊豆の網代港で発見されたサクラの品種で、港の名物・桜鯛に因んで名付けられました。昭和40年、当時網代中学校の校長だった角田晴彦さんが作出した新品種の桜です。オオシマザクラとカンザクラの掛け合わせで、 原木は静岡県熱海市の網代漁業組合の網干し場にあります。
名称 : 大仙公園の与謝野晶子桜 樹種 : サクラ
所在地 : 大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2-204 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2023/3/15
指定 : 指定なし
アクセス : 阪和線百舌鳥駅から西に徒歩10分。【車】阪神高速道路堺線・堺出口から南に約3km。駐車場(有料)あり。
3月中旬、堺市のブランド桜とされている「与謝野晶子」桜を写しに大仙公園に行きました。大仙公園には50種類のサクラが咲きますが、おすすめは与謝野晶子桜とチシマザクラ。公園を1周しましたが、晶子さくらのあったのは市中央図書館前と少し南の晶子歌碑横、緑化センター内と前の道路沿いでした。
 花の色は濃紅色で一重咲き、小輪で、花径は2㎝にも満たないほど小さなサクラです。萼(がく)の濃い紅色が特徴で、ベルギーのカラムタウト樹木園から導入された品種とされています。マメザクラの特徴が見られることからマメザクラと他のサクラとの交配と推定されます。
 桜の名前の由来は、堺が生んだ明治から昭和初期にかけての大歌人・与謝野晶子に因みます。晶子は生前、桜をこよなく愛し、桜を謳った短歌が多数残されており、晶子の最後の歌集は「白桜集」と名付けられています。
 与謝野晶子桜は、平成30年(2018年)に日本花の会から新品種と認定されています。ただ、幼木ばかりでまだ大きな木が無いので、これから大事に育てていただきたいものです。
 その他、訪問日に公園内で満開だったサクラには、「寒緋桜」、「大漁桜」がありましたので画像を載せました。「一重白彼岸枝垂」は五分咲きでしたので、満開時再訪問しましたので、次回紹介します。
(HP管理者)

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No.2228