(京都府福知山市) 更新:2013年5月(9)
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大原神社のスギ
大杉の前に立てられた標柱では、幹周/6.60m、樹高/24.0m、樹齢/約700年。
大原神社のスギ
大杉の前には「大原の大杉」と書かれた立て札があります。
大原神社のスギ
主幹がまっすぐ伸びた大杉ではなく、途中に大枝が何本も広がって伸びています。
大原神社のスギ
大原神社の御旅所に当たるため通称「オタビスギ」とも呼ばれます。
スギの全景 大原神社のスギ

大原の産屋
大原の産屋 : 小さな茅葺きの小屋です。一人が入れる程度の広さです。
大原の産屋
橋の上から見ると、川合川を挟んで大原集落と産屋が見えます。大原神社も中央奥に。
大原の産屋 説明板
名称 : 大原神社のスギ
所在地 : 京都府福知山市三和町大原191-1 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2013/4/13 大原神社のスギ・マップ
指定 : 福知山市指定天然記念物 (H23年7月26日指定)
アクセス : JR山陰本線・綾部駅から、市バス千束行き大原線で「大原」下車すぐ。 【車】舞鶴若狭自動車道・綾部ICより約20分。
大原神社の祭礼の際、御輿が巡航の際に休憩する御旅所にある大杉で「御旅所の大杉」として「大原八景」に選ばれています。大イチョウから西に100m足らず行くと右手に大杉が見えます。枝振りが荒々しい幹周6mを超す大杉です。
 大杉の前の県道からは川合川越しに大原の産屋が見えます。小さな茅葺きの小屋で、天地根元造という古い建築様式で造られています。
 現地の説明板によれば、「出産の折、十二把のワラ(閏年は十三把)を持ち込み、出入口に魔除けとして古鎌を吊り、七日籠って出産していました。この習俗は大正年間まで続き、また、産後三日三夜籠る習慣は昭和23年頃まで続いていました。
 現在は利用されなくなりましたが、 産後に身体を休めた安息の場所であるこの産屋を地元では大切に守っています。また、安産の神、大原神社の信仰の源として多くの人々に愛されています。 全国に残る数少ない産育習俗を伝える文化財としてまた安産の神、大原神社の信仰の源として今の多くの人々に愛されています。」とあります。
 詳しくは「うぶやの里・大原」をご覧下さい。この産屋で出産した妊婦は皆安産だったと言うことから、土間の砂は「子安砂」とよばれ大原神社では安産の神符として授けられています。この習わしは江戸時代からあり、寛政12年には愛媛宇和島藩伊達候から代参が送られたという記録が残されています。
 産屋は古事記にも登場する日本古来の風習であったようで、豊玉毘売命(トヨタマビメノミコト)が山幸彦の子を生む際に産屋を建てたと記述されています。日本の伝統を顧みることもいいものだと思わせるような大原の里の風景でした。ご覧のように産屋の周囲の桜も満開で。
(HP管理者)

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