(京都市山科区) | ●更新:2010年11月(2) |
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●幹周/4. 80m、樹高/13m。小野小町伝説があるカヤの木です。 | |
●この道を南に100m程行けば同じく小町ゆかりの「西浦の小町カヤ」が、さらに100m行くと随心院があります。 | |
●鬱蒼と葉が茂っていて写真になりにくい巨樹です。 | |
●「葛籠尻の小町カヤ」の説明板。 幹周/4. 3m、 樹高/12. 0m。 |
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●市保存樹の標識 |
● | 名称 : 小野葛籠尻町のカヤ | |
● | 所在地 : 京都市山科区小野葛籠尻町 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2010/10/11 | |
● | 指定 : 京都市指定保存樹 (H15年3月13日指定) | |
● | アクセス : 京都市営地下鉄東西線・小野駅から北東に徒歩5分。 | |
● | 小野小町と深草少将の「百夜通い」のお話は有名ですが、そのお話の中に榧(かや)の実を使って日数を数えたとあり、少将が亡くなった後にこの小野の地に多くのカヤを植えたことが伝えられています。残念ながらカヤの木で残っているものは少なくなりましたが、この「小野葛籠尻町のカヤ(葛籠尻の小町カヤ)」と、ここから南に200mほどの所にある「西浦の小町カヤ」が大木として残っています。 近くの随心院では「はねず踊り」という小町伝説を主題にした伝統行事も残っています。絶世の美女ということですが、歌にも優れており、平安時代初期の有名な歌人として、六歌仙、三十六歌仙の一人にもなっています。百人一首には、「花の色は移りにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに」と詠まれています。 生誕地も福島県小野町など色々あり、亡くなったとされる秋田県では、お米に「あきたこまち」という名前を付けています。いまでも小野小町の伝説は様々な形で各地に生きていますね。「随心院・はねず踊り」は、毎年3月最終日曜日に行われます。 (HP管理者) |
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No.405 | ||