(滋賀県大津市) 更新:2009年2月(4)
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園城寺天狗杉
幹周/約4m、樹高/約20m、樹齢/約千年。本堂の前にあり園城寺有数の巨木として国宝の本堂を荘厳にしています。
園城寺天狗杉
天狗杉の樹下で語らう女性二人。
園城寺の天狗杉
根回り約7.5mとされています。
園城寺天狗杉全景
天狗杉の左背後には国宝の本堂。
園城寺の天狗杉 説明板 園城寺天狗杉の説明板
三井寺本堂(国宝) 三井寺鐘楼
国宝の本堂。慶長4年(1599年)豊臣秀吉の妻・北政所により再建された桃山時代の建築物。 近江八景のひとつ「三井の晩鐘」として親しまれている大鐘を吊した鐘楼。
名称 : 園城寺天狗杉
所在地 : 滋賀県大津市園城寺町246 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2008/10/4 三井寺マップ
指定 : 大津市指定天然記念物 (S51年3月15日指定)
アクセス : 京阪電車石山坂本線・三井寺駅より徒歩10分。
三井寺は天台寺門宗の総本山であり、観音堂は西国三十三所霊場・第14番の札所でもあります。正式名を園城寺(おんじょうじ)といい、通称は三井寺(みいでら)と呼びます。672年壬申の乱に敗れた大友皇子(弘文天皇)の御子大友村主家によって建立されました。中世における延暦寺との山門・寺門の争いは有名です。これだけの著名なお寺にもかかわらず何故か世界遺産「古都京都の文化財」から漏れています。京都ではないから?
 天狗杉の伝説は、三井寺のHPによると、室町時代の初め、修業僧が密教の修行をしていたとき、ある夜、突如として天狗となり書院の窓から飛び出し、この杉の上に止まり、朝になるや東の空に飛び去りった。僧ははるか小田原(神奈川県)まで飛び、降りたところが大雄山最乗寺だったそうです。
 天狗杉は木の頂(いただき)が落雷により枯れているものの、根元は苔むした根を大きく張っています。
(HP管理者)

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