(滋賀県大津市) | ●更新:2018年7月(13) |
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●「唐崎の松」は日吉大社摂社の唐崎神社境内に古くからありました。 | |
●昨年(2017年10月)に腐朽のため、大規模な切除が行われました。 | |
●上に伸びていた幹が二本共に途中で切られていました。左には後継樹が植えられています。 | |
●幹周は4m程でしょうか。 | |
●唐崎神社の社殿。本殿後方に唐崎の松があります。 | |
● | 名称 : 唐崎の松 | |
● | 所在地 : 滋賀県大津市唐崎1-7-1 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2018/5/10 | |
● | 指定 : 境内 滋賀県指定名勝 (H10年6月19日指定) | |
● | アクセス : JR湖西線・唐崎駅から東に900m、徒歩15分。 【車】名神高速・大津ICから北に1.4km、「打出浜」を左折し県道18号→国道161号を北に5.7km。「唐崎一丁目北」を右折すると公園駐車場があります。 | |
● | 湖岸緑地の駐車場がありますのでここに車を停め5分ほど歩きました。唐崎神社は日吉大社の摂社ですが、近江八景「唐崎の夜雨(やう)」で知られる「唐崎の松」があります。現在の「唐崎の松」は、明治20年(1887年)年に植えられた三代目です。先代は歌川広重が浮世絵にも描いた名木で、そのクロマツのDNAを引き継いでいます。 初代の松は天正元年(1573年)に大風によって倒れ、二代目は10年後の天正19年(1591)当時の大津城主・新庄直頼により植えられました。明治初期の記録では、幹廻り11m、枝東西72m・南北86mと記録されている大樹でした。 今も残る石組みは二代目のすごさを物語ります。残念ながら三代目も2017年10月に大きな剪定を受けており、これからが心配です。一応後継樹が植えられていますが、まだなんともか細い幼木です。 何度も二代目の唐崎の松の写真を見ていたので、現状が寂しく感じました。それでも枝を大きく周囲の広げており、「唐崎の松」はまだ生きているよと叫んでいるようでした。 金沢の兼六園には加賀藩13代藩主・前田斉泰公が二代目の松の種子を取り寄せて育てた兼六園・唐崎の松が健在です。 (HP管理者) |
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No.1648 | ||