(滋賀県甲賀市) 更新:2008年1月(2)
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油日神社のコウヤマキ
古くから油の火の神様として有名な油日神社のコウヤマキ。幹周/6.5m、樹高/35m、樹齢/推定750年。
油日神社のコウヤマキ
楼門・回廊・拝殿・本殿が一直線に整然と並んでおり、いずれも、室町時代の神社建築で重要文化財に指定されています。
油日神社のコウヤマキ
コウヤマキの根元は塀があり写せません。環境省巨樹巨木林DBでは、幹周/6.48m、樹高/30m
油日神社のコウヤマキ 油日神社のコウヤマキ
油日神社楼門 油日神社の堂々たる楼門(重文)。
滋賀県指定自然記念物 「油日神社のコウヤマキ」の県指定自然記念物の説明板
名称 : 油日神社のコウヤマキ
所在地 : 滋賀県甲賀市甲賀町油日1042 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2006/9/30 油日神社マップ
指定 : 滋賀県指定自然記念物 (H8年3月27日指定)
アクセス : JR草津線・油日駅で下車し1.7km、徒歩約30分。 【車】新名神高速・甲南ICから東に10.9km、約20分。駐車場あり。
油日(あぶらひ)神社は聖徳太子の創建と伝えられ、古くから朝廷の崇敬が篤く、甲賀の総社として敬われると同時に、油の神さまとして全国の油業者の信仰を集めています。祭神は油日神ほか二神。
 神社の社殿や境内は、写真のように檜皮葺の素朴な中にも歴史を感じるすばらしい神社です。これらの建築物は室町時代中期・明応2年(1493年)から再建されたものです。
 滋賀県の神社は余り有名でなくても立派な建築の神社が多いのに驚きます。特に立派な拝殿が本殿前に造られているものが多いようです。
 コウヤマキは「高野槙」と書くように和歌山県の高野山に多く生えているから付けられたものです。別名ホンマキともいわれ、日本独自の樹木です。
 この「油日神社のコウヤマキ」は、環境省巨樹巨木林DBでは「大平のコウヤマキ」に次ぐ第2位ですが、宮誠而氏の「巨木力」では日本一になっています。
 2006年9月6日にお誕生になった秋篠宮家の男子「悠仁(ひさひと)」さまの身の回りの品に付ける「お印」は「高野槙」となり、これからは悠仁さまのマークとなるそうです。
(HP管理者)

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No.103