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(三重県大紀町) | ●更新:2018年7月(23) |
(のはらのろくわ) | ●巨樹と花のページ・トップ ●都道府県別リスト ●樹種別リスト |
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●ウエブサイト「三重の百樹」によれば、幹周/1. 4m、樹高/10.7m。 | |
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●野原農村公園の南西側の入口に魯桑(ろくわ)はあります。 | |
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●右の道の奥が野原農村公園です。 | |
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●魯桑の葉と実。地面にもたくさんの実が落ちていました。 | |
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●魯桑の説明板 |
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● | 名称 : 野原の魯桑 | ●樹種 : クワ |
● | 所在地 : 三重県度会郡大紀町野原649-1付近 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2018/5/15 | ![]() |
● | 指定 : 指定なし | |
● | アクセス : 【車】紀勢道・勢和多気ICから国道42号南に2.7km、「新田」を左折し100m行き右折、県道711号を南西に1.2km。農村公園に駐車場あり。 | |
● | 「野原の魯桑(ろくわ)」は野原農村公園内ではなく、南西入口の路傍にあります。説明板によれば、「大正末期、お蚕さんの餌として地元の染川才一氏が植栽した。現在では利用価値も少なくなり、余り見かけなくなりましたが、これほどに成長した桑の木(魯桑)は珍しく、平成10年には『みえの樹木百選』に選ばれています。」とあります。 ちょうど赤黒い桑の実がいっぱいなっており、木の周囲は落下した実で足の踏み場もありません。かっては日本中で蚕のえさとして桑が植栽されていましたが、絹の生産がなくなり桑畑もなくなってしまいました。 魯桑(ろくわ、ろぐわ、ろそう)は中国原産の桑の種類で、明治7年頃に導入されました。萎縮病という桑の重要病害に比較的強く、その他の形質でも優れており、次第に普及しました。戦前の一時期は日本の輸出品の8割以上を生糸が占めていましたが、近代化に伴い養蚕・製糸業の時代は幕を閉じました。いまや国内に流通する純国産の絹糸の割合は、1%にも届きません。 養蚕業の衰退に伴い桑畑もなくなってしまいました。この魯桑もその歴史を物語る1本といえます。200m程南に行くと「七保のオハツキイチョウ」「野原祖霊社のゴヨウマツ」があります。 (HP管理者) |
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(荻原神社のイチイガシ) | (七保のオハツキイチョウ) | |
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No.1658 | ![]() |
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