(三重県伊賀市) | ●更新:2019年9月(15) |
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●環境省巨樹巨木林DBには登録がありません。幹周実測値/3. 87m、樹高/約10m。 | |
●幹には縦に空洞があり、そこに白い札が懸かっています。 | |
●札には樹種名と芭蕉の句が書かれていました。ここ柘植は、芭蕉誕生の地といわれます。 | |
●「椎 旅人のこころにも似よ椎の花 芭蕉」とありました。 | |
●萬寿寺本堂(正面)と観音堂(左) |
● | 名称 : 萬寿寺のスダジイ | |
● | 所在地 : 三重県伊賀市柘植町7373 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2019/6/13 | |
● | 指定 : 伊賀市指定天然記念物 (H7年3月20日指定) | |
● | アクセス : 【車】名阪国道・伊賀ICから国道25号を西に1.1km、左折し南に300m。駐車スペースあり。 | |
● | シイノキは山門を入った左手、境内の西南隅にあります。幹には大きな空洞がありますが、その空洞に札が懸かっており、「椎 | 旅人のこころにも似よ椎の花 芭蕉」とありました。 萬寿寺には芭蕉の墓碑があり、萬寿寺の近くには「芭蕉公園」があります。柘植(つげ)には多くの芭蕉の句碑が建てられています。松尾芭蕉の生誕地については2説あり、一つは伊賀市柘植町、一つは伊賀市上野赤坂町です。柘植町では芭蕉の生誕地を柘植とし、「しぐれ忌」を11月12日に行っています。 萬寿寺の前身は長福寺と呼ばれ、鎌倉時代以前の開創と考えられていますが、詳細は不詳です。現在は曹洞宗の寺院で、境内の観音堂は、鎌倉時代に建造された伊賀地方では最古の建物です。 椎の花は6月頃に雄雌別々の薄黄色い穂状の花を付け、けっこう刺激的な匂いがあります。臭い(くさい)という人もいますが、なにか艶めかしい感じがする匂いですね。近くには「西光寺のイチョウ」があります。 (HP管理者) |
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(西光寺のイチョウ) | (府南寺のアイナシ) | |
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No.1950 | ||