(三重県伊賀市) | ●更新:2015年12月(11) |
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●環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/3. 90m、樹高/30m、お寺のHPによれば、樹齢約250年。 |
●お寺の境内では他の樹木を圧してそびえています。 |
●コウヨウザンと本堂。 |
●枯れ葉も混じり色とりどり。 | ●広葉杉(こうようざん)の説明板 |
● | 名称 : 常福寺のコウヨウザン | |
● | 所在地 : 三重県伊賀市古郡559 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2015/10/12 | |
● | 指定 : 指定なし | |
● | アクセス : 近鉄大阪線・伊賀神戸駅から北に約1.3km、徒歩約25分。 【車】名阪国道・上野東ICから国道422号を南に約8.5km、左手に常福寺の看板があるので左折し100m。 | |
● | コウヨウザンは漢字で「広葉杉」と書きます。スギ科ですが日本の杉とは種類が違います。中国から江戸時代に輸入されたそうで、寺社に盛んに植えられました。 説明板にあるように伊賀の三大広葉杉の一つで、他は滝仙寺(伊賀市)・龍性院(名張市)にあります。ほぼ同じ幹周、樹高ですから同時期に植えられた可能性があります。 住職さんにお聞きしたところ、枝を切ったために上に伸びてしまったとのことでした。結構樹高がありますね。常緑針葉樹とはいっても、いっぱい枯れ葉(枝)が落ちており、掃除が大変でしょう。 常福寺は、真言宗豊山派の寺院で、伊賀四国八十八ヶ所霊場の第29番札所でもあります。境内の由緒書きによれば、奈良時代、養老6年(722年)に徳道上人により開創され、天平2年(730年)聖武天皇に上奏して勅願寺になったそうです。 天正伊賀の乱では、織田軍により本尊のみを残し堂宇を悉く焼失しており、その後、紀州根来より宥俊法印が入山し、元和元年(1615年)に当寺を復興しました。本尊の五大明王は旧国宝で、現在でも国重文の指定を受けているように、伊賀を代表する古刹として有名です。 (HP管理者) |
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No.1124 | ||