(三重県度会町) 更新:2016年5月(17)
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本楽寺のイチョウ
「三重の巨樹・古木」のサイトによれば、地際周囲/8. 55m、樹高/14.5m、樹齢/460年。
本楽寺のイチョウ
きれいに紅葉していました。樹冠がハート型にも見えますね。
本楽寺のイチョウ
根のすぐ上から幹が8本に分かれて伸びています。
本楽寺のイチョウ
8幹に分かれた中央部の平坦部ですが、ここに主幹があったのでしょうか?
本楽寺のイチョウ
古木らしく丹生(気根)や着生植物が見られます。
本楽寺のイチョウ
分かれた幹から伸びる小枝はほとんどが天に向かって真っ直ぐに伸びています。
本楽寺とイチョウ
山門とその背後のモミジとイチョウ
本楽寺本堂 本堂
名称 : 本楽寺のイチョウ
所在地 : 三重県多気郡多気町丹生972 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2015/12/8 本楽寺マップ
指定 : なし
アクセス : 【車】紀勢道・勢和多気ICから県道702号を北東に3.8km。駐車場があります。
根元からすぐに8つの幹に分かれ、杯状に広がっている、不思議な形状をしたイチョウの巨樹です。8幹の幹周囲は最大2.8m、最小1.8m。このイチョウはオハツキイチョウということですが、この木は、近くの多気町下出江の竹内家から、江戸時代に寄贈があったいわれます。平成19年の落葉後に倒木の危険性があるので細枝が全て切られてしまいましたが、それから8年たちこのようにきれいな黄葉を見ることができるようになりました。
 本楽寺は、真宗本願寺派の寺院で、戦国時代、毛利氏に滅ぼされた尼子一族が志摩国小浜浦に落ち延び、やがてこの地丹生に移り住み西楽寺の住職を務めたと伝えられています。第6代住職・尼子合明が本楽寺と改名し、本堂・庫裏を再建し、本堂裏には、文化13年(1816年)合明により造られた快楽園(けらくえん)と呼ばれる回遊式庭園があります。
 すぐ近くには「丹生大師」として親しまれている「神宮寺成就院」があります。
(HP管理者)

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No.1235