(愛知県岡崎市)  更新:2019年12月(6)
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切山の大スギ
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/7. 78m、樹高/38m。右に歌碑と、その右に枝から育った杉。
切山の大スギ
説明板では、樹齢推定1000年以上。樹高38m、目通周8.5m、根周12m。
切山の大スギ
このスギの特徴は、何といってもこの下垂した多くの枝にあります。
切山の大スギ
下部の枝は枯れて白骨化して垂れています。歌碑には千手菩薩とあります。
切山の大スギ
樹齢推定一千年を超える見事な樹形を持っています。
切山の大スギ
後方には垂れた枝が地中に根を張って成木となっています。
切山の大スギ
切山の大スギ説明板
名称 : 切山の大スギ
所在地 :  愛知県岡崎市切山町字大ゾレ1 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2019/10/6 切山の大スギ マップ
指定 : 愛知県指定天然記念物 (S43年11月4日指定)
アクセス : 【車】新東名高速・岡崎東ICから国道473号を北に21.3km、右折し国道301号を東に400m、案内板ある交差点を右折し200m。大杉の前に駐車スペースあり。
国道301号線の道路脇に「切山の大杉」の案内標識が立っています。そこからもう大杉が見えています。南に折れ橋を渡りすぐに東に折れると大杉とその前に広い空地があります。
 切山の大スギの最大の特徴は、幹下部の枝が多数下垂していることにあります。一見すると枝垂スギのようにも見えますが、上部は普通のスギの枝葉のようです。
 下に伸びた枝が地面に潜り、そこから再び立ち上がって別株として成長しているのも特徴です。この特徴からアシウスギであるとのことですが。白髪の老翁がこの地にスギの杖を逆さまに挿して立ち去ったのが生長したという伝説も残されています。
 樹下には歌碑があり、石碑には「千の手を さしのべたまふ 菩薩とも 切山大杉の幹仰ぎ見る」(近田三郎)と刻まれています。歌人近田氏も千手観音菩薩のように枝を広げた姿に感動したのでしょう。
 このあたりには名所という所はないので、この大スギが唯一の名所かと。
(HP管理者)

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No.2001