(愛知県新城市) 更新:2019年11月(12)
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永住寺のクロマツ
環境省巨樹巨木林DBには登録がありません、3本中最大と思われる右側のマツの幹周実測値/4. 68m。
永住寺のクロマツ
ちょうど参道が工事中で山門からは入れませんでした。
永住寺のクロマツ
山門に向かって左側の2本のクロマツ。
永住寺のクロマツ
山門に向かって右側のクロマツ。
永住寺由緒
永住寺の由緒
永住寺本堂
永住寺本堂。現在国重文に答申中。
名称 : 永住寺のクロマツ
所在地 :  愛知県新城市裏野3 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2019/10/6 永住寺マップ
指定 : 指定なし
アクセス : JR飯田線・新城駅から西に50m、徒歩10分。 【車】新東名高速・新城ICから県道439号を南西に4.1km、右折し50m。駐車場あり。
永住寺は曹洞宗の寺院で、創立は戦国時代初期の永正10年(1513年)とあります。開基は大谷城主・菅沼定廣で、開山は弟の鵬雲文翼。はじめは平井郷にありましたが、兵火で焼失し、奥平貞能が天正2年(1574年)、現在地に移転したとあります。
 永住寺は、俳人太田白雪の菩提寺であり、白雪の墓と「山雀の胡桃まはさん雪の宿」の句碑があります。白雪は、寛文元年(1661年)、新城の庄屋の家に生まれ、家業を継ぎました。若くから俳諧に志し、元禄4年(1691年)10月、芭蕉を鳳来寺に案内しています。
 また最近、国の文化審議会は、本堂など同寺院にある6棟を国登録有形文化財(建造物)に登録するよう文部科学大臣に今年7月答申しています。近世曹洞宗の中核寺院として、僧侶が修業する場の伽藍などを残す寺院として貴重という理由です。
 クロマツ3本は山門前の参道脇にあり、いずれも幹周4mを超すという巨樹です。もう1本クロマツが山門の裏にあったのですが、伐採されたようです。近くには「平井八幡神社の大スギ」、「笠岩のイヌマキ」があります。
(HP管理者)

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No.1987