(岐阜県養老町) | ●更新:2017年2月(17) |
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●弊殿左にイチョウ。環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/4.70m、樹高/26m。 幹周実測値/4.78m。 | |
●「養老町の歴史文化資源」によれば、幹周/4.55m、樹高/約30m、樹齢/約450年。 | |
●拝殿から写しました。イチョウの葉がだいぶん落ちています。 | |
●地上10m程までは枝がありません。イチョウの右が拝殿です。 | |
●町の天然記念物の表示板といちょうの木。 | |
●境内に貼ってあった由緒書き。 |
● | 名称 : 上方白鳥神社のイチョウ | |
● | 所在地 : 岐阜県養老郡養老町上方407-1 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2016/11/25 | |
● | 指定 : 養老町指定天然記念物 | |
● | アクセス : 【車】【車】名神高速・関ヶ原ICから国道365号を南東に4.9km、「広瀬橋南」交差点を左折し県道56号を3.8km、右折し500m。 | |
● | 上方白鳥神社は日本武尊(やまとたけるのみこと)を祭神として祀ります。創建の年代は不明ですが、1000年以上前と考えらています。日本武尊は伊吹山で賊を退治した際に怪我を負い、上方を通って大和に戻る途中に能褒野(のぼの)で亡くなりました。その後、日本武尊の霊が白鳥になり上方に舞い降りた、というのが白鳥神社のいわれとされています。また「神宿」(かみやど)という珍しい制度がこの神社には残っています。その神事の内容は、 「昔、神社から鰐口(わにぐち)を盗み出した盗人が牛谷(上方)まで逃亡したところ体の自由を失い、動くことができなくなった。盗人が鰐口を戻すと許しを乞うたところ、体が動くようになったといいます。 それ以降盗難を危惧する氏子が、神社に代わり個人宅で神様の守をするようになり、神宿と呼んでいます。神宿制が始まってから1000年以上は経つのではないかといわれている大変古い制度です。現在も「神宿」では鰐口が奉られています。上方集落の家々が順番に神宿を務めますが、当たった家は名誉であると同時に大変厳しい神事を務めなければならないそうです。」 イチョウの方はというと、拝殿の左に高くそびえており、地上から10mほどは枝がなく、その上の方に葉が付いていました。枝をはらったというわけでもないようです。境内にはイチョウと同じく町天然記念物に指定されている「カヤ」(幹周/4.15m)もあるのですが、獣よけのフェンスがあり施錠されており、見ることができませんでした。 養老町は歴史豊かな町ですが、「養老の滝」以外にはこれといった著名な観光地がないのが残念です。近くの桜井集落には「桜井白鳥神社のケヤキ」があります。 (HP管理者) |
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No.1416 | ||