(岐阜県羽島市) | ●更新:2019年7月(10) |
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●羽島市観光協会のHPによれば、幹周/2. 8m、根廻り/2.30m、枝張り/東西33m、南北15m、樹高/2. 4m。 | |
●樹齢300年以上といわれます。 | |
●若干満開を過ぎていたのですが、まだ穂先には蕾もある状況でした。 | |
●竹鼻別院の藤の全景。 | |
●藤の木の根元は古木にふさわしい堂々としたものです。 | |
●「竹鼻別院のフジ」の説明板。岐阜県と羽島市の両方の天然記念物のようです。 | |
● | 名称 : 竹鼻別院の藤 | ●樹種 : ノダフジ |
● | 所在地 : 岐阜県羽島市竹鼻町2802 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2019/5/2 | |
● | 指定 : 岐阜県指定天然記念物 (S45年4月7日指定) | |
● | アクセス : 名鉄竹鼻線・羽島市役所前駅下車徒歩5分。 【車】名神高速・岐阜羽島ICから北に2.5km、「丸の内3」を右折し東に400mで右折し300m。駐車場あり。 | |
● | 10連休の真っ最中で、今までの経験で高速道路は超渋滞するので、車での移動はやめて今回は電車で訪問しました。東海道新幹線・岐阜羽島駅から名鉄竹鼻線に乗り換え、羽島市役所前駅で下車、駅から歩いて5分ほどで竹鼻別院に到着します。 まだ朝9時過ぎだったこともありあまり観光客はいません。境内の出店も準備中でした。フジの方は満開を若干過ぎていたようですが、それでもご覧のように穂先まで見事に咲いていましたよ。フジは香りもいいので大好きな花の一つ。 竹鼻別院のフジの樹種はノダフジ(野田藤)で、私の実家がある大阪市福島区の野田が発祥の地といわれます。撮影後地元婦人会のお店で、300円・9枚入りの「藤せんべい」を買って帰りました。おせんべいには藤の香りはしませんでしたが、普通においしいおせんべいでしたよ。 竹鼻別院については由緒を見てもらえればよくわかるのですが、鎌倉時代初期の頃、親鸞聖人が東国布教からの帰途、この地で教化をされたときに帰依した河野氏など9人の者が草庵を結んだもの(河野九門徒)を草創とします。 文明2年(1470年)蓮如上人により洪水で流された草庵を再興し「河野御坊」と名付けられました。戦国時代、織田信長と本願寺との間の石山合戦に住職が参加し戦死、その功により教如上人からこの寺を「御坊」とし、近在54ヶ寺を配下とします。 竹鼻の下町にあった「御坊専福寺」は江戸時代中期に類焼に遭い、宝暦10年(1760年)この地に移転。明治19年(1886年)「竹鼻別院」に改称しています (HP管理者) |
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No.1905 | ||