(岐阜県下呂市) 更新:2019年6月(15)
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森水無八幡神社のスギ
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/5. 80m、樹高/43m。 幹周実測値/6. 34m。
森水無八幡神社のスギ
拝殿に向かって左横のスギが最も大きく、しめ縄が巻かれて御神木とされています。
森水無八幡神社のスギ
社叢として市の天然記念物に指定されています。
森水無八幡神社のスギ
森水無八幡神社のスギ(2)
これは拝殿向かって右奥にある杉の木です。幹周実測値/4.28m。
下呂之大杉の石碑
かって境内にあった「下呂之大杉」の由来石碑。平成2年(1990年)8月9日に突如倒壊したとあります。
森八幡神社由緒
名称 : 森水無八幡神社のスギ
所在地 :  岐阜県下呂市森1321 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2019/4/13 森水無八幡神社マップ
指定 : 下呂市指定天然記念物 (社叢 H10年4月20日指定)
アクセス : JR高山本線・下呂駅から西に500m、徒歩10分。 【車】国道41号「森」交差点から東に500m。
森水無八幡神社は、飛騨路に春を告げる祭りとして知られる例祭「田の神祭り」(国指定重要無形民俗文化財)で有名な神社で、「森八幡神社」ともいわれます。名湯・下呂温泉の中心街にあり、今回宿泊した老舗旅館「小川屋」から南に200mほどの所にあります。
 創建年代は不詳で、祭神は須佐之男命、猿田彦、応神天皇など。古くは周辺の豪族であった田口氏の氏神だったとも、湯之島村に鎮座していた猿田彦命を祀る神社だったとも云われています。その後、現在地に遷座、戦国時代に八幡神が合祀され下呂温泉周辺の総社として信仰を集めました。
 社叢として市の天然記念物に指定されていますが、何といっても拝殿脇のスギが大きく、幹周は実測値6.34mもありました。でも地上1mほどに大きなコブがあり、測定に多少影響がありますが。
 境内の石碑によれば、かっては「下呂之大杉」という、幹周13m、樹齢2000余年といわれる巨大な杉の木が立っていたそうです。昭和3年に国の天然記念物に指定されましたが、昭和27年の大火で飛び火し上部を消失、国の指定は解除されました。
 それでも約10mほどは主幹が残り、大枝が12mの高さまで伸びており、県の天然記念物に指定されていたそうです。しかし、平成2年(1990年)8月9日に突如倒壊したとあります。
 近くには「禅昌寺の大スギ」があります。
(HP管理者)

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岐阜県  ス ギ   新日本名木100選
No.1890